石田 美祢 弁護士 インタビュー
弁護士を目指したきっかけ
私は人間科学部という、法律と縁のない学部に所属していたのですが、大学3年生のとき、ゼミの教授から裁判傍聴に行って社会勉強するよう指示がありました。そのときに傍聴した裁判で、弁護士が居眠りをしていました。それなら私が代わりにやってやる、という若かりし頃の熱い?気持ちが動機だったと思います。検察官、裁判官とも迷いましたが、やはり人々と深くかかわることができる弁護士が向いていると感じ、弁護士を志望しました。
弁護士としての信条・ポリシー
相談に切羽詰って駆け込まれる方が多いので、まずは仕事を任せて安心していただけるよう、お話させていただくことを心がけています。その際、世間では「弁護士=なんでもできるスーパーマン」といった意識を持っておられる方が多い(強制的に証拠の差押えができる等)ですが、活動範囲は限定的です。
まず法律上可能なのはここまでということをきちんと説明します。誤解を持たれたままでは、信頼関係の構築がそもそもできないと思うので、どこまで弁護士の職分としてできるのか、意識してお伝えしようと思っています。
関心のある分野
大学生のころアルバイトで塾講師、家庭教師等をしてきたこともあり、弁護士になる前から子どもに関する分野に興味がありました。家事事件手続法でも規定されていますが、子どもの権利を具体化した子どもの代理人制度がスタートしています。今までは両親の意見が反映されるケースが多かったのですが、子供の意見を表明するということが重要視させるようになってきています。
また、少年事件について全面的国選付添人運動が活発である等、子どもの権利はホットな分野の一つだと思います。仕事としては、家事事件、少年事件、いじめ等学校のトラブルに関わっていければと思います。他に、委員会活動の一環として、一般の方(特に小中学生)に法的素養、ものの考え方を身に付けることを目的とする法教育の分野にも精力的に参加していきたいと思います。