
芝 憲司
ひだまり法律事務所
東京都 八王子市子安町3-7-2 パインハイムインタビュー
芝 憲司 弁護士 インタビュー

弁護士を目指したきっかけ
小学校の高学年のときの宿題がきっかけです。自分の名前の由来を両親に聞くという宿題でした。その時に私の憲司という名前が「憲法を司るような人間になりなさい」という両親の思いを知り、大学では法学部に入り法曹を目指しました。
印象に残っている案件(事件)
初めての裁判員裁判が印象に残っています。裁判員裁判は重い法定刑がある罪が問題となっている事件が対象になります。私の担当した事件は偽造通貨行使罪で、無期懲役まである罪なので裁判員裁判の対象になりました。
実際はお札をカラーコピーして使ってしまったという事件なので、裁判員裁判でなければ捕まって1カ月くらいで執行猶予がついて出てこれるような事件でした。裁判員裁判の準備のために結局半年くらいかかってしまいました。私は裁判員裁判を悪いとは思いませんが、もう少し対象事件を考えたほうがいいのではないかと思いましたね。
民事事件では、被告の代理人をしていたのですが、土地の明け渡し請求を原告にされていました。結局原告が土地をあげる、ということで和解してきました。予想外の展開だったのでとても印象に残っています。
仕事の中で嬉しかったこと
月並みな答えになってしまいますが、やはり依頼者から感謝された時が嬉しいですね。
弁護士になって大変だと感じること
依頼者との信頼関係きちんと作っていくということが一番大変ですし、大切だと思います。また、依頼者がなかなか納得してくれない場合、説得がとても難しいですね。説得のためにはやはり信頼関係が大切です。
休日の過ごし方
最近は引っ越しをしたばかりなので、引っ越しの作業をしていました。後は仕事をしています。やはり休日でないと相談に来られない方もいらっしゃるのでそちらを優先しています。
弁護士としてのポリシー・信条
そのままの自分を見せて飾らないことですね。
新司法試験制度についてはどう思いますか。
新しい制度について色々に関しては批判がありますが、始まる前に反対すべきですよね。
私はサラリーマン経験もありますが、弁護士の良いところは独立して働けるところです。新司法試験合格者の中には弁護士登録をしない人もいるようですが、登録さえすれば依頼は来ます。真剣に取り組んでいけば、仕事にはなると思いますね。
関心のある分野
顧問先に建築会社や不動産会社があるので、不動産分野に強くなりたいです。あと、最近は成年後見制度にも興味を持っています。成年被後見人の方のマンションを管理したり、ということも行っています。
今後のビジョン
やはり先ほども言った関心のある分野について伸ばしていきたいです。そして一件一件依頼者に満足していただけるように取り組んでいきたいです。
ページを見ている方へのメッセージ
特別な存在というわけではありません。法律には詳しいかもしれませんが、それで他の人と違うかといえば、そういうわけではないのでぜひご気軽に相談してください。そしてご自分にあった弁護士に相談してください。
自己紹介
- 所属弁護士会
- 東京弁護士会
- 弁護士登録年
- 2007年
所属事務所情報
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- 所属事務所
- ひだまり法律事務所
- 所在地
- 〒192-0904
東京都 八王子市子安町3-7-2 パインハイム - 最寄り駅
- 八王子駅
電話で問い合わせ
042-634-8694
※お問い合わせの際は「弁護士ドットコムを見た」とお伝えいただければ幸いです。