宇賀村 彰彦 弁護士 インタビュー
弁護士を目指したきっかけ
父が中小企業の経営者でした。子ども目線ながら、「会社を経営するって大変なんだな」と思っていました。
その父の姿を見て、いつからか私が自分であとを継ぐよりも、経営者のサポートをしたいと考えるようになりました。大学では、国際経営学部に入り、経営コンサルタントになるのもいいと思っていましたが、何らかの資格を持って仕事をしたいと思っていたので、公認会計士になりました。
会計士試験合格後は、監査法人に勤務し修行しました。監査法人の業務はやりがいもあり、よい仲間にも恵まれ楽しかったのですが、会計士の仕事に熱中し、中小企業の社長をサポートしたいという当初の思いも同時に燻っていました。
夢を忘れていたのですが、そんなとき、ロースクールの制度ができができ、チャレンジしたことがきっかけです。この夢を思い出しました。そこから弁護士を目指したのがきっかけです。
印象に残っている事例
ある上場会社の不正調査案件を担当させてもらいました。時間的な制約もきつく、調査内容も複雑でとても大変でしたが、印象深い事件です。
仕事の中で嬉しかったこと
上記の事件では、上場が廃止になるかもしれない・ならない、もしかしたら倒産するかもしれないという状況の中で、関係者と協力して何とか乗り越えたのですが、今では、事件の余波を受けているとはいえ、会社は立派に持ち直して存続し、多くの従業員の方がそこで働き、家族を養っています。
自分の努力がクライアントだけでなく、そこで働く従業員の方々やその家族、取引先等多くの人々の人生にいくばくかでも貢献できたと思えることができました。粉飾が世の中で発覚して上場が廃止になるか、ならないかのときに関係者達が支え合うこと、それを今も維持しているのが嬉しいです。この種の案件のやりがいだと思います。
弁護士になって大変だと感じること
自分の判断や、自分の言ったことが、会社や個人のその後の人生に大きな影響を与える点は、やりがいを感じるとともに、怖いと思うこともあります。
休日の過ごし方
犬を2匹飼っているので犬の散歩とバンド活動です。暇があればギターを弾いていますね。
弁護士としての信条・ポリシー
言いにくい、依頼者の方にとって耳が痛いこともはっきりズバッと言います。
依頼者に対して気を付けていること
どうしてよいか混乱している依頼者の方もいるので、そういう依頼者の方にはリーダーシップを取ることと、特に会社からのご相談では、法律の話だけでなく、その後の会計処理や税務リスク等についても、アドバイスするように心がけています。
依頼者の方の本当のニーズを一緒に探して解決していくことです。
関心のある分野
私は欲張りなのでたくさんあります。
事業再生、会計不正等の調査案件、粉飾調査、さらに監査役会の顧問・アドバイザーのような業務もしたいと思います。
悩みを抱える方へのメッセージ
悩んでいるのなら、1人で抱えても、その問題から逃げても、自然に解決することはありません。法的な問題でお困りなら話だけでも弁護士に相談してください。