平松 真二郎 弁護士 インタビュー
弁護士を目指したきっかけ
法学部に入学した当初は、司法試験を受験するつもりはありませんでした。法律を学ぶうちに、学んだ法律を生かした仕事をしたいと思うようになりました。いろいろな職業のうち、やはり弁護士が法律の知識や解釈を一番生かせる職業ではないかと考え司法試験を受験することにしました。
現在の仕事内容
弁護団事件としては、東京「君が代」裁判(起立斉唱命令違反としてなされた懲戒処分の取消訴訟)、首都圏建設アスベスト訴訟、中国遺棄毒ガス敦化事件など。もちろん、刑事事件や消費者被害(先物取引、株式投資被害、出会い系サイトによる被害)なども手掛けています。
仕事をする上で意識していること
弁護士にとって事件は数あるわけですが、当事者にとってはその一つの事件が人生を揺るがす大きな事件であることを常に意識して事件に取り組みたいと思っています。
関心のある分野
憲法訴訟(少数者の権利擁護)です。いつの時代も、社会の少数派を異質なものとして排除する風潮はなくなることはありません。そして、権力は少数者を攻撃することで指導力があるように見せかける。だからこそ憲法で人権を保障して、権力によっても権利が侵害がされない仕組みを作ってきたのだと考えています。
今の日本社会も同じではないでしょうか。必ずしも日本国憲法の理想が実現されているとはいえないと思います。少しでも日本国憲法の基本原理である国民主権,基本的人権の尊重、平和主義が実現された社会にしたい、そのためには少数者の権利擁護が不可欠であると考えています。
ページを見ている方へのメッセージ
時代の流れ、科学技術の発展、いまなお人権侵害の危険は増大する一方です。権利を侵害されている人々が、どうやって権利を回復していくのか、その道筋を描くのが弁護士の仕事だと思います。そのために、過去の判例・学説にとらわれることなく、「権利侵害が生じている実態」に目を向けることが必要だと思います。