萩尾 健太 弁護士 インタビュー
弁護士を目指したきっかけ
米軍の厚木基地の近くにいたことから、子供の頃から憲法9条の問題や騒音公害に関心があり、本当に憲法が守られているのかということに疑問を持ち目指し始めました。
印象に残っている案件(事件)
印象に残った事件は多くありますが、挙げるとすれば国鉄労働者の採用差別の事件です。組合本部が安易な和解をしてしまいそうになったところを、組合に反対されつつも組合員が団結して、国鉄を承継した鉄建公団を相手に裁判を起こし、最高裁で勝利的な和解を勝ち取った事件です。
仕事の中で嬉しかったこと
勝つこと、勝訴判決が取れることが嬉しいです。過去の事件では、前述の鉄建公団訴訟の一審で、完全勝訴は出来なかったものの強制執行をして約25億円の小切手を切らせ、組合員らの生活費に充てることが出来たときなどが嬉しかったです。
弁護士になって大変だと感じること
締め切りに追われる仕事なので、間に合わなくなりそうなときなどです。また、仕事が忙しく休みが取れないことも大変です。
休日の過ごし方
普段より遅くまで寝ていて、出勤が普段よりも遅くなります。
弁護士としての信条・ポリシー
常在戦場・常在死身。常に戦いの場にあり、いつ死んでも後悔はないとの覚悟を持つということです。
依頼者に対して気をつけていること
依頼者の要望を最大限に実現することです。違法にならない限りは要望を押さえつけないようにしています。
関心のある分野
教員の解雇などの労働事件や、消費者問題、債務整理、交通事故などの分野に興味があります。
今後の弁護士業界の動向
弁護士の激増に関して、日弁連の会長交代などに示された会内の世論に基づき、今よりもペースをダウンして年1500名程度の調和の取れた増員を行っていくべきだと思います。これにより、弁護士は今までのような裕福な仕事ではなくなってしまうでしょうが、労働問題などのニーズに対応していくためには仕方がないと思います。また、裁判員制度については、件数が多すぎて滞留し破綻状態にあります。今後は、行き過ぎた「司法改革」に修正を加えて行くべきです。
今後のビジョン
個々の仕事の技能を高め、より依頼者に満足して頂ける、裁判に勝てる弁護士になりたいです。また、幅広く家事事件などにも取り組みたいです。
ページを見ている方へのメッセージ
周りの人の目を気にすることなく、泣き寝入りはせずに、自分が不当だと思っていることは主張し権利行使すべきです。解決のために弁護士がお手伝いするので、お近くの弁護士にご相談下さい。
その他特記事項や伝えたいこと
今の世の中、資本主義社会で、「金がすべて」の社会です。しかし、大金持ちを守っている、政府・国家と戦う武器となるのが法律です。自分自身もこの社会の仕組みと法律をよく知ることが必要であり、知らないと騙されて身ぐるみはがされてしまうこともある危険な社会なので、気をつけて下さい。