中野 頼房 弁護士 インタビュー
弁護士を目指したきっかけ
弁護士になる前は、銀行員として香港で中国問題を中心に扱っていました。しかし、平成15年に景気が悪化しこのまま金融業界に居てはまずいと思ったことや、またそのころの中国は法整備がまだまだ不充分で、日本の企業が中国側の良いように利用されているという現状があったために、中国と日本の橋渡しをしたいと考えたことがきっかけです。
印象に残っている案件(事件)
渉外法律事務所にいたときに、地方にある金融機関のリストラ案のチェックをすることがありました。これには、会社法上、銀行法の関連やデューデリジェンス、会計の知識が必要でした。その点私は、元銀行員であったために相手の診断が楽でした。そういった自分の特性を生かせた点、また大手の金融機関を会計的な面で見ることが出来て面白かったです。
仕事の中で嬉しかったこと
依頼者が喜んでくれるということにつきます。私は、弁護士業はサービス業だと思っています。これは依頼者に媚を売るということとは違うのですが、やはり、依頼者とのインターフェイスの中で、最終的には依頼者に満足を与えることが目標だと思っています。依頼者が「良かった」というと、こちらも報酬の受け取りがいがあると思っています。
弁護士になって大変だと感じること
人様の人生や、会社の命運を預かるという重さがあるという点です。しかし、このプレッシャーにつぶされてしまっていては何もできず、仕事になりません。そこで、ある程度の慣れと使命感、そして物事を客観的に見る目が必要だと考えています。
休日の過ごし方
独立してからは、休日がだいぶ減ってしまいました。以前は、鉄道写真などを撮ったりしていましたが、今では家族サービスを強要されたり、書面書きをしたりしています。
弁護士としての信条・ポリシー
法律は、国民の総意に基づいて作られたものです。それは、国民が正しく使い守るべきものだと考えています。そこで、常に持っているのは「法律は国民を守り、国家を支える武器」だという概念です。
依頼者に対して気をつけていること
話を良く聞くよう心がけています。基本的には受け身ですが、目の前の戦いに勝つことだけを考えてはいけません。会社では特に言えることですが、裁判が目的なのではありませんから、その行く末を考えてアドバイスを考えています。最終的に安定した良い状態になることを目標とし、それが弁護士の仕事だと思っています。
関心のある分野
今後個人的に興味を持っているのは、著作権やライセンス契約に携わる問題です。ライセンス契約においては、技術大国日本においては非常に重要だと考えています。しかし、基本的に相談されたものについては引き受けたいので、他の分野にもストライクゾーンを広げていきたいです。
今後の弁護士業界の動向
新規参入は増加しているのですから、淘汰が行われ、周りの環境や自分の役割を考えていない人は撤退し、今後の社会に目を向けている弁護士は生き残ることができるのではないでしょうか。
今後のビジョン
今は一人でやっていますが、今後は3~5人の拡張を考えています。人数が増えると緊急時の対応力も向上しますし、取り扱い分野の穴もなくなります。いろいろな才能やバックグラウンドのある人物を採用して、顧客のニーズへのキャッチアップを図って行きたいと考えています。
ページを見ている方へのメッセージ
大井総合法律事務所では、法人・個人や分野を問わずお話を頂き、最良の解決策を考えていきたいと考えています。
その他特記事項や伝えたいこと
司法とか弁護士とか言うと、とかく難しいものとお考えかも知れませんが、皆さんに使っていただくためにあるのですから、どうぞお気軽にご相談ください。