坂本 尚志 弁護士 インタビュー
弁護士を目指したきっかけ
法律事務所の就職活動時に「どうして弁護士になりたいのか」という質問をよくされます。多くの人が用意してきた回答をベラベラと喋ります。しかしその中に本音で喋っている人がどれだけいるでしょうか。私の場合は「弁護士になりたい」という目標だけがあって、理由は変わっていったように思います。
弁護士になった今にして思うと、もともと一本独鈷で商売をやっていきたいというのがあって、それで食べて行こうと考えたとき弁護士は司法試験に合格すれば、その可能性があると考えたからです。中高生くらいの頃から自分はサラリーマンには向かない性格だと思っていましたし、自分の思ったことを言えるような職業がいいと思っていました。それがきっかけですかね。
印象に残っている案件(事件)
ある、乗っ取りかけられている会社を防衛する事件です。受けてから1年半かかり、たまたま依頼者の娘さんと同い年だったのですが、私も助けたいという思いで依頼者にいろいろ言ったりもしたのですが、最後には「本当にありがとう」と感謝してくださり、印象に残っていますね。
仕事の中で嬉しかったこと
係争中の相手と理解し合えた時ですね。相手がこちらの意見を認めてくれたときはやはり嬉しいです。
弁護士になって大変だと感じること
依頼者との付き合いです。何らかのトラブルがあって弁護士を頼んでいるので、依頼者の方にとって一大事です。お金を払ったのだからしっかりすべてのことをやってくれと、丸投げにする方もいますが、一緒に解決していかなければいけません。なので依頼者対応が一番大変だと思います。
休日の過ごし方
休日はありません。即独していますし、365日仕事をしています。しかし、仕事とプライベートを分けずに楽しくやっています。
弁護士としての信条・ポリシー
弁護士はエスタブリッシュメントな職業だとは思っていません。 どちらかというと泥臭い、泥にまみれながら、地べたを這いつくばってやっていく職業だと思います。
依頼者に対して気をつけていること
コミュニケーションを大切にしています。電話や頻繁に顔を出したり、メールをしたり、事細かに伝えるようにしています。
関心のある分野
倒産です。会社はうまく回っているときは回ります。しかし倒れたとき、草むらの石をどけたら変な虫がたくさん出てくるように、色々なものが出てきたりします。それを裁くのが弁護士です。まだ実際にやったわけではありませんが、修習のときに経験してからやりたいと思っています。
今後の弁護士業界の動向
大学の同級生たちはいわゆる4大事務所に行っている人が多くいます。しかし彼らが日本の将来を担うのかと言ったら、私はそうは思いません。地べたを這いつくばって経験を積んだ弁護士が将来を担う存在になるのだと思います。今弁護士業界の上にいる人達も創世記には地べたを這いつくばって来た人達だと思います。弁護士も人数が増え、即独する弁護士も増えています。そういう連中が一つの勢力になっていくと思います。
今後のビジョン
今はただ目の前のことを一生懸命やるだけです。人脈を広げて、仕事も増やして、自分ひとりでは扱いきれなくなったら、弁護士を一人二人増やして、事務所を大きくしていきたいです。
ページを見ている方へのメッセージ
経験の浅い弁護士ですが、それでも任せてくれた人は僕を信頼してくれているのだと思うので、その人達の為にも最大限の努力は惜しみません!