今西 順一 弁護士 インタビュー
弁護士を目指したきっかけ
初めは検察官になりたいと思っておりましたが、司法修習のときに、弁護士の仕事は人と生で接することで、依頼者と共によろこびや苦しみを共有できることによりやりがいを感じることができると思ったので、弁護士になりました。
印象に残っている事例
他人になりすまし、住民票をだまし取った人の弁護をした刑事事件です。
その人は、ある事情から自分の本籍もわからず、住民票も消されてしまっている状態で、どこにも住居がなく、自分の存在を証明することもできず、法的この世に存在しないといえるような状態でした。
私が関与して住民票を正しくとり直すことで、自分の存在を証明することができるようにしました。
仕事の中で嬉しかったこと
平凡な答えですが、依頼者に信頼してもらったことを実感できたときが一番嬉しいです。
弁護士になって大変だと感じること
常に事件を抱えているため、常に悩み事があります。また、ルーチンの決まりきった仕事ではなく、それぞれの事件に適した活動を自分で考えて行わなければならないところです。
休日の過ごし方
頭を空っぽにしたいので、街をぶらぶら歩いたり、電車に乗って知らないところに行ってみたり、あとは、たまった掃除と洗濯をしたりしております。
弁護士としての信条・ポリシー
依頼者の依頼の真の目的や趣旨を的確に把握するように努めることです。
依頼者に対して気をつけていること
依頼者の話をとにかくよく聞くことです。そこから思わぬ証拠が出てくることもあります。
関心のある分野
刑事事件。あとは、心神喪失者等医療観察法という、精神に障害を持っている人が犯罪行為をしてしまった場合についての手続きを定めている法律がありまして、その付添人活動です。
将来的には、精神障害者の人権問題や、権利救済などの問題に取り組みたいなと思っています。
悩みを抱える方へのメッセージ
弁護士は偉そう、費用が高い、すぐ怒る、などといった悪いイメージを持たれてしまっているようで、とても残念なことです。弁護士ドットコムのようなHPもあるので、気軽に相談していただきたいです。