秋山 里絵 弁護士 インタビュー
弁護士を目指したきっかけ
高校の時に大学の学部を考えて、法学部を選択しました。理由は、弁護士は人の手助けができる仕事であるということ、また女性としては資格が取れるという点でよいと思ったからです。法曹の仕事を考えたのは高校で裁判所見学があったことがきっかけです。
しかし、私が大学生であった当時はバブルの時期で、部活などの課外活動も多くやっていました。周囲には司法試験の勉強を一生懸命やっていた学生もいましたが、私は大学卒業後、普通に就職しました。しかし、やっぱり合わないと思い、大学に入った当時の熱意を思い出し、司法試験の勉強をして弁護士になりました。
お役所などがあまり好きではないので、検事や裁判官は最初から考えていませんでした。弁護士のほうが幅の広い仕事ができますしね。
印象に残っている案件(事件)
事務所に入ってすぐのころ、私が入る以前から何年もやっていた宗教法人の事件に携わったのですが、それが印象的でした。
別の事務所が10年ほど関連の事件を扱い、うちの事務所も数年ほど携わり、私はその最終段階で土地の明渡し訴訟の仕事をしました。資料も膨大でしたし、2、30年前のことを調べたり、書面を何度も直したりするのが大変でしたね。もちろん他の弁護士にも助けてもらいました。
最後は満足のいく解決ができたのですが、弁護士の仕事の大変さとやりがいを知った事件でした。
仕事の中で嬉しかったこと
どんな事件でも、苦労して仕事をして結果が出た時です。そういうときは依頼者の方にも喜んでいただけますから、嬉しいですね。
弁護士になって大変だと感じること
弁護士は一時期にいくつもの事件を担当することがありますが、個人にとっては一生に一度のことで、場合によってはその人の人生を左右することもあります。普通の会社であっても同じですが、プレッシャーを感じます。
休日の過ごし方
仕事があるときは出てきますが、家族と過ごすことが多いですね。学生時代にゴルフをしていて、最近また少しずつ熱を入れてやっています。
弁護士としての信条・ポリシー
依頼者の方の話をよく聞き、コミュニケーションをとるということです。事件解決の上でも大事なことですが、依頼者の方に満足してもらうという点でも大切です。また、仕事をしていると、わからないことや初めて知ることも出てきますので、丁寧に調べて、裁判官にわかりやすく提示するために、調査は十分に行うようにしています。
依頼者に対して気をつけていること
コミュニケーションをとることももちろんですが、時々本当にこうしてほしい、というような要望を意識・無意識関係なく、はっきりおっしゃらない方もいらっしゃいます。ですから、そういう場合には、依頼者の方が本当に望んでいることや、最もいい解決方法を探しながら仕事をするように心がけています。
一般企業での経験が役に立ったこと
私は銀行に勤めていたのですが、銀行の中で物事がどういったふうに決まるか、どういったシステムになっているかなどは知っています。弁護士の仕事では銀行が相手になることも多いので役に立ちます。銀行だけでなく、企業の物事の進め方を最初から知っていたというので、助かった部分があったと思います。
関心のある分野
専門を持つということも大切だと思うのですが、今のところはいろんなことを幅広くやるのが好きなので、そうしていこうと思っています。
今後の弁護士業界の動向
人数が増えているので、競争は厳しくなるでしょう。ですが、どんな業界でも利益を上げている会社はあるので、それと同じように弁護士も仕事ができる人のもとに集まっていくと思います。まだまだ弁護士サービスが行き届いていない分野も多くあるので、開拓の余地はあると思います。
今後のビジョン
今まで通り、一つ一ついい仕事をしていくことが大事だと考えています。実直にそういったことを続けて行こうと思っています。
ページを見ている方へのメッセージ
弁護士はまだ敷居が高いかと思いますが、まずは相談をするということから始めてみてください。