法律の知識だけにとらわれず、努力の量と人間味のある対応で依頼者をサポート
バスケ部での経験が、弁護士の活動に活きている
ーー弁護士を目指したきっかけを教えてください。
幼い頃から人の役に立つ仕事に就きたいと思っていました。弁護士には「正義」のイメージを抱いていたため、高校生の頃に将来の進路として意識するようになりました。
大学に進学した頃にロースクール制度が導入され、法曹に進むことをより具体的に考えるようになりました。しかし、当時の私にとって、ロースクールがどのような影響をもたらすのか全く予測できない状態でした。そのため、自分がその高みを目指していけるのかという確信はありませんでした。
弁護士になる決意を固めたのは、司法試験に合格し、修習の期間に入ったときでした。この時点で初めて、自分が弁護士としてキャリアを築いていけるという確信を持つことができました。
ーー学生時代はどのように過ごされたのですか。
大学では、体育会系のバスケ部に入部しました。中学・高校と続けてきて、バスケに熱中できるのは学生の間だけだと思い、大学でも全力で活動しました。
チームメイトに恵まれ、高校生のときは県大会で優勝し、大学ではリーグの昇格を果たすなど、充実した選手生活でした。大学4年の最後の大会では主将を務め、完全燃焼して引退することができました。
ーー部活動の経験で、弁護士活動に活かされていることはありますか。
目標達成のために何をすればよいのか、どのように時間を使うのかを、目標から逆算して考える習慣は部活動を通じて身につきました。
また、部活動では中心選手としての役割以外に、控え選手としてサポートする役割、後輩を指導する役割など、様々な役割を経験しました。この経験から、目標達成のためにはいろいろな貢献の仕方があることを学びました。
弁護士の活動において、目標を達成するためには依頼者との連携が不可欠です。部活の経験から得た、目標に向かって自分の役割を考える発想やコミュニケーションの取り方は、弁護士の活動において大いに活かされていると感じています。
離婚問題は弁護士の人間性が試される
ーー現在の注力分野を教えて下さい。
離婚を中心とした男女問題が1番大きな柱で、受任件数の半数以上を占めています。他には、中小企業の企業法務や顧問業務にも積極的に取り組んでいます。
ーー離婚分野に注力されているのはなぜですか。
弁護士になってからこれまで、さまざまな分野に携わってきました。その中で自分に一番向いていると感じたのが離婚分野でした。
離婚問題を解決するには、法律の知識だけでなく、弁護士の人間性も重要だと感じます。依頼者の中には、論理的な考え方をする人もいれば、感情的な人もいます。そうした人たちと向き合ってサポートすることは、弁護士の人間性が試されるとともに、個性を発揮できる場であると考えています。
私は学生時代の部活動で、人と向き合うことに熱意をもって取り組んでいました。さまざまな価値観を持つ人が集まるチームで、同じ目標に向かって進むためには、1人ひとりとしっかり向き合い、考えや感情を汲み取ることが大切だったからです。その経験が、離婚問題において役立っていると思います。
ーー弁護士として活動する上で心がけていることはありますか。
依頼者の動機や目的、実現したいことを早期に把握して、正確な見通しを伝えることを心がけています。
また、相談に来た方が弁護士に依頼すべきかどうかをきちんと判断できるように、実現できないことは明確に伝えるようにしています。依頼者の認識にずれがあるまま依頼を受けてしまうと、よい結果につながらないためです。
ーーどのようなことに、弁護士のやりがいを感じますか。
弁護士の仕事の魅力は、自分で考え、行動することで新たな可能性が広がることです。訴訟においては知識や経験が重要ですが、交渉においては、弁護士が独自のアプローチや戦略を考え、その知恵を活かすことで大きな違いが生まれると感じています。
知恵と工夫が実を結ぶ瞬間や、新しい視点から問題にアプローチできる喜びが、やりがいとなっています。
ーー安田弁護士の強みを教えてください。v
粘り強さを必要とする事件を得意としています。難しい状況や困難な事件では、知識だけでなく、人情味や根気強さが大事だと思います。
私は、勉強でもスポーツでも仕事でも、新しいことにチャレンジするときは量が大事だという信念を持っています。持って生まれた才能やセンスを変えることは難しいですが、努力の量は自分で変えることができます。同じ才能を持つ者同士であれば、最後に優劣がつくのは努力の量です。そのため、事件に取り組む際には時間をかけ、努力を積み上げることを常に意識しています。
依頼者にもスタッフにも価値を提供できる事務所を目指す
ーー休日はどのように過ごされていますか。
最近は運動不足解消のためにジムに通っています。それと、以前熱中していたマラソンに再挑戦したいと考えていて、大会に参加することを目標に練習をはじめようと思っています。
ゴルフも好きで、ときどき練習に行きます。体を動かすことは健康維持だけでなく、ストレス発散にもなるため、休日はアクティブな過ごし方を心がけています。
ーー運動以外の趣味はありますか。
コーヒーが大好きです。コーヒー豆のサブスクリプションサービスを利用したり、出張や旅行先でコーヒー屋を探して、豆を購入しています。
豆は必ず自宅で挽き、お湯の量を計量したり、タイマーで時間を計って抽出するなど、淹れ方にもこだわっています。意識を集中してコーヒーを淹れることは、精神統一にもなるので、味とともにプロセスも楽しんでいます。
ーー今後の展望を教えてください。
専門性が求められる時代なので、大きな柱となっている離婚分野に関しては、より一層注力したいと考えています。
一方で、離婚分野以外にも専門分野を築きたいという思いもあります。中小企業法務を拡充するのか、相続など他の分野に進むのか、答えは決めかねていますが、ここ数年で芽が出るような活動を展開したいと考えています。
また、働く環境にこだわりを持っており、事務所で働くスタッフに快適な職場環境を提供することに努めています。クライアントにとってもスタッフにとっても価値がある事務所となるように精進していきます。
ーー最後に、法律トラブルで悩まれている方へメッセージをお願いします。
弁護士に相談することにためらいや不安を感じているかもしれませんが、勇気を出して相談してほしいです。相談してもらえれば、新たな視点や選択肢を提供できると思います。
離婚などの問題では、弁護士をどのタイミングで利用するかなど、様々なやり方やアプローチが存在します。早めに相談して、あなたの状況に適した選択肢を知ることは、問題解決への大きな一歩です。
最初は不安や緊張もあるかもしれませんが、お気軽に相談してください。