裁判官から見た視点を大切にしながら、様々な視点・角度から多面的・多角的に検討し、相談者や依頼者の方の悩みや不安に寄り添い、最善の解決を図ります。
裁判官として、約40年の豊富な経験
全国の様々な裁判所で、裁判官として約40年間仕事をしていました。その間、東京地方裁判所や東京高等裁判所等で、主に民事事件を中心として、離婚・男女問題事件、遺産相続関係事件、不動産・建築関係事件、交通事故事件、労働事件、行政事件等、数多くの案件を担当しました。
知識と経験を生かし、最善の解決を
これらの中で得た知識や経験等を生かし、裁判官から見た視点を大切にしながら、様々な視点、角度から多面的・多角的に検討し、相談者や依頼者の方の悩みや不安に寄り添い、最善の解決を図れるように、誠実に努力したいと思っています。
お困りごとがございましたら、お気軽にご相談ください。
事務所のご案内
豊富な経験を持つ６人の弁護士
当事務所は東京と徳島に事務所があり、東京では3人、徳島では３人の弁護士が切磋琢磨して活動しています。
代表の中田弁護士は、昭和57年に弁護士事務所を開設し、これまでに3,000件以上の民事・商事等の事件、300件以上の刑事事件を扱ってまいりました。東京事務所で12年間、仕事をしています。
東京事務所
東京事務所は、平成20年10月に開設し（写真右）、徳島事務所と連携しながら、東京の事件を中心にお引き受けしています。42年の経験のある弁護士、元裁判官や企業内弁護士などを経験した個性溢れる3人の弁護士が皆様の納得できる解決を図ります。
また、中国で弁護士資格を有し、英語、中国語の堪能な職員も所属しています。
東京事務所は、日本橋高島屋の向かいにあります。静かな事務所でじっくりとご相談に応じ、最良の解決方法を一緒に考えてまいります。
徳島事務所
徳島事務所は、自社ビルとして平成元年に完成し（写真左）、徳島県から平成元年度の最優秀建築賞を受けました。法人や個人のご相談者から、民事、商事、労働、税務、刑事その他いろいろな種類のご依頼を数多く引き受け、解決しています。
小泉 博嗣弁護士の取り扱う分野
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【日本橋・高島屋向かい／約40年の豊富な経験と実績】【法テラス利用可／当日・夜間・土曜も柔軟対応】密なコミュニケーションでサポートします。安心してご相談ください相談料初回相談：60分まで無料
※60分を超えた場合：30分ごと5,500円（税込）
2回目以降：60分まで5,500円（税込）
※60分を超えた場合：30分ごと5,500円（税込） -
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2回目以降：60分まで5,500円（税込）
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人物紹介
趣味や好きなこと、個人サイトのURL
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- 趣味
- 旅行、温泉巡り
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- 好きな言葉
- 謙虚、誠実
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- 好きなスポーツ
- テニス、ジョギング
経験
- 元裁判官
所属弁護士会
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- 所属弁護士会
- 第一東京弁護士会
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- 弁護士登録年
- 2022年
職歴
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1979年 4月裁判官任官
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2018年 1月大阪高等裁判所長官
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2019年 4月総務省情報公開・個人情報保護審査会委員（会長）
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2022年 6月弁護士（第一東京弁護士会）
学歴
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1977年 3月京都大学法学部卒業
離婚・男女問題分野
【日本橋・高島屋向かい／約40年の豊富な経験と実績】【法テラス利用可／当日・夜間・土曜も柔軟対応】密なコミュニケーションでサポートします。安心してご相談ください
離婚・男女問題の詳細分野
- 不倫・浮気
- 別居
- 性格の不一致
- DV・暴力
- セックスレス
- モラハラ
- 生活費を入れない
- 借金・浪費
- 飲酒・アルコール中毒
- 親族関係
- 財産分与
- 養育費
- 親権
- 婚姻費用
- 慰謝料
- 離婚請求
- 離婚回避
- 面会交流
依頼者の決断に後悔のないように
男女の問題は、それぞれの関係や人生をリセットさせるものです。それだけ重大な決断であり、それまでの色々な想いも去来して、解決するまでに心身共に負担がかかります。その決断に後悔がないようにじっくりとお話を傾聴し、よりよいアドバイスができるように心がけています。
離婚後の生活を安定させるためにも、相手方の有する財産を調査し、適正な財産分与を受けることも重要です。
離婚・男女問題における強みと特徴
約40年の豊富な経験と実績
約40年間の裁判官生活において、自ら、また他の裁判官が携わった様々な離婚・男女問題や解決方法を経験してきました。事務所としても、ほぼ同じ年月を個人経営から法人に成長させていく中で、一貫して離婚・男女問題を取り扱ってきました。
離婚、離婚に伴う財産分与請求、親権者・監護権者の指定、不貞や婚約破棄による損害賠償請求など、あらゆる実績を有しています。
法律相談から的確なアドバイスを
十分な時間と質を確保するため、相談料は1時間1万円（税別）としています。着手金・報酬金は案件の難易度などによりますので、相談時に体制と費用のご説明をさせていただいております。
離婚はじめ男女関係の問題においては、証拠の収集が重要になりますので、まずはご相談から的確なアドバイスができるように心がけております。
このようなお悩みはご相談ください
- 離婚相手の財産を調査して、適正な財産分与を受けたい。
- 子どもを連れ去られたので取り戻したい。
- 配偶者の不倫相手を訴えたい。
- 既婚者だが、第三者と真剣に交際しており、一緒になりたい。
主な取扱案件
- 離婚
- 離婚に伴う財産分与請求
- 親権者・監護権者の指定
- 不貞や婚約破棄による慰謝料請求
- 財産分与請求
- その他離婚・男女問題全般
安心の対応体制
- ご相談により、当日・夜間・土曜日も、また、オンライン面談やメールでのご相談も受け付けることを可能にして、できる限り、迅速にご相談に応じられるようにしています。
- 進捗状況を密にメールや電話で連絡し、依頼者に安心してもらえるようにしています。また、解決するまでの過程で、落ち込んだり、悩んだりしたときには、いつでも連絡をいただいて、信頼関係を築いていきましょう。
- 事案によっては、スピード重視で迅速に解決できるよう、相手方との話し合い、調停・審判の申立て、訴訟の提起等の方法を選択して対応をしていきます。
まずはご自身のお気持ちを整理するためにも、お気軽にご相談ください。
受付時間と対応体制
- 平日
- 09:00 - 18:00
- 土曜
- 09:00 - 18:00
-
女性スタッフ在籍
事務所内に女性弁護士または女性スタッフが在籍しております。
- 当日相談可
- 休日相談可
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夜間相談可
「18時以降」を夜間としています。事務所によっては「22時まで」や「平日のみ」などの制限がある場合がございます。
遺産相続分野
【日本橋・高島屋向かい／約40年の豊富な経験と実績】【法テラス利用可／当日・夜間・土曜も柔軟対応】密なコミュニケーションでサポートします。安心してご相談ください
遺産相続の詳細分野
- 遺言
- 相続放棄
- 相続人調査
- 遺産分割
- 遺留分侵害額請求(遺留分減殺請求)
- 相続登記・名義変更
- 成年後見
- 財産目録・調査
遺産相続における強みと特徴
約40年の豊富な経験と実績
約40年間の裁判官生活において、自ら、また他の裁判官が携わった様々な遺産相続の問題や解決方法を経験してきました。事務所としてもほぼ同じ年月を個人経営から法人に成長させていく中で、一貫して遺産相続の問題を取扱ってきました。
遺言無効、養子縁組無効、遺留分侵害額請求、推定相続人の使い込みについての損害賠償請求等、あらゆる遺産相続に関する実績を有しています。
法律相談から的確なアドバイスを
十分な時間と質を確保するため、相談料は1時間1万円（税別）としています。着手金・報酬金は案件の難易度などによりますので、相談時に体制と費用のご説明をさせていただいております。
遺産相続においては、事前の調査が重要になってくるため、まずは調査の実費及び手数料をいただき、調査結果が揃った上で、受任に関する費用その他の具体的なご相談、ご説明をしております。
このようなお悩みはご相談ください
- 親の遺産の内容が分からないので調査をしたい。
- 相続人の一人が親の遺産を使い込んでいる。
- 特定の相続人に遺贈されており、遺留分を請求したい。
- 入籍はできていないが、遺族として年金を請求したい。
主な取扱案件
- 遺産分割協議
- 遺留分侵害額請求
- 遺産調査
- 特別縁故者
- 遺族年金
- その他、遺産相続全般
安心の対応体制
- 感情的になってしまったり、強い思いにとらわれていたりして、私たちの言葉を聞く余裕がない場合があります。そのような場合でも、時には厳しいことを申し上げるかもしれませんが、弁護士事務所に相談にきたからこそのアドバイスをすること、そのアドバイスが届くように説明を尽くすことを心がけています。
- ご相談により、当日・夜間・土曜日も、また、オンライン面談やメールでのご相談も受け付けることを可能にして、できる限り、迅速にご相談に応じられるようにしています。
- 「どのようなアプローチで依頼者の権利を守るか」が、最も重要なことだと考えています。その上で、進捗状況を密にメールや電話で連絡し、依頼者に安心してもらえるようにしています。
- 事案に応じて、スピードを重視し、迅速に解決できるよう、相手方との話し合い、調停・審判の申立て、訴訟の提起等の方法を選択して対応をしていきます。
まずは現状を整理するためにも、お気軽にご相談ください。
受付時間と対応体制
- 平日
- 09:00 - 18:00
- 土曜
- 09:00 - 18:00
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女性スタッフ在籍
事務所内に女性弁護士または女性スタッフが在籍しております。
- 当日相談可
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夜間相談可
「18時以降」を夜間としています。事務所によっては「22時まで」や「平日のみ」などの制限がある場合がございます。
不動産・建築分野
【日本橋・高島屋向かい／約40年の豊富な経験と実績】【法テラス利用可／当日・夜間・土曜も柔軟対応】密なコミュニケーションでサポートします。安心してご相談ください
不動産・建築の詳細分野
- 賃料・家賃交渉
- 建物明け渡し・立ち退き
- 借地権
- 欠陥住宅
- 任意売却
- 騒音・振動
- 土地の境界線
不動産・建築問題における強みと特徴
約40年の豊富な経験と実績
約40年間の裁判官生活において、自ら、また他の裁判官が携わった様々な不動産・建築の問題や解決方法を経験してきました。事務所としてもほぼ同じ年月を個人経営から法人に成長させていく中で、一貫して不動産・建築の問題を取扱ってきました。
土地建物の明渡請求をはじめとして、賃料増額／減額請求、請負金請求等、あらゆる不動産・建築に関する実績を有しています。
法律相談から的確なアドバイスを
十分な時間と質を確保するため、相談料は1時間1万円（税別）としています。着手金・報酬金は案件の難易度等によりますので、相談時に体制と費用のご説明をさせていただいております。
土地建物の明渡し等、賃貸借に関する問題は迅速な対応が必要です。また、「どのような考えで問題にアプローチして、依頼者の利益を守るか」が最も重要であると考えています。このため、初回からできるだけ関係資料を持参していただき、充実した打ち合わせを行えるように心がけています。
建築紛争の場合、外部の調査会社や専門家の協力を仰ぐことがあります。その協力費は別途かかるため、都度ご相談させていただきます。
このようなお悩みはご相談ください
- 土地や建物を有効利用するために、賃借人の明渡しを求めたい。
- 工事を完了し、引き渡したにもかかわらず、支払いがされない／金額について争いになっている。
- リフォームを依頼したが、追加費用を請求された。
- 賃料の増額をしたい。
主な取扱案件
- 土地建物明渡請求
- 賃料増額／減額請求
- 賃料不払い解除
- 請負代金の請求
- その他、不動産・建築問題全般
安心の対応体制
- 建築問題は専門的な知見が必要になることが多いため、適宜専門家も交えて検討をしていきます。
- ご相談により、当日・夜間・土曜日も、また、オンライン面談やメールでのご相談も受け付けることを可能にして、できる限り、迅速にご相談に応じられるようにしています。
- 進捗状況を密にメールや電話で連絡し、依頼者に安心してもらえるようにしています。
- 事案に応じて、スピード重視で迅速に解決できるよう、また、どのような考え方でアプローチすれば依頼者の利益を守ることができるかを考えて、相手方との話し合い、調停の申立て、訴訟の提起等の方法を選択して対応をしていきます。
まずは現状を整理するためにも、お気軽にご相談ください。
受付時間と対応体制
- 平日
- 09:00 - 18:00
- 土曜
- 09:00 - 18:00
-
女性スタッフ在籍
事務所内に女性弁護士または女性スタッフが在籍しております。
- 当日相談可
-
夜間相談可
「18時以降」を夜間としています。事務所によっては「22時まで」や「平日のみ」などの制限がある場合がございます。
離婚・男女問題分野
離婚・男女問題の解決事例
- 財産分与
- 養育費
- 親権
- 離婚請求
【財産分与】会社経営者との離婚
夫が妻以外の女性と関係を持ったこと(不貞関係)が原因となって婚姻関係が破綻し、離婚、財産分与、親権者の指定等が問題になった。
夫は、女性用の衣類等を輸入し、複数の店舗において小売販売、他業者に販売等していた。財産分与の前提として、経営する会社の株式価値をいくらと評価するかが問題となった。
貸借対照表、損益計算書等を提出させて、株式価値を評価し、少なくない財産分与と養育費の支払いを得た。
離婚に伴い、財産分与が争われる場合が多いです。財産分与にいう「財産」とは「夫婦共有財産」であり、夫婦生活を営む中で得られた財産です。
このため、「夫婦共有財産」にあたるのかどうかから争われる場合があります。「夫婦共有財産」に当たるとされても、次に、いくらと評価するのかが問題になることもあります(株式、不動産等)。
調停を申し立てて、金融機関に必要な資料を開示(調査嘱託)をしたり、相手方から資料を提出させたりすることによって、妥当な財産分与を得ることになります。
- 慰謝料
【婚約破棄】親が卒倒して結婚を思いとどまる
婚活サイトで女性と知り合い、短期間で婚約するに至り、婚約指輪とそのお返しの時計を予約する。他方で、依頼者の母が当該女性との結婚に慎重(否定的)であったにもかかわらず、若い二人の間だけで急に話が進んでいることに困惑し、卒倒した。
依頼者は、兄に諭され、熟慮の末、婚約を解消することを相手に伝えた。すると、相手女性との間で話がこじれて解決することが困難になった。
初回は兄と共に相談に来られる。相手女性に代理人は就いておらず、こちらから妥当と思われる金額を提示し、相手女性の求める指輪や時計等の婚約時に買ったりもらったりした物品を譲ることで解決した。
婚活サイトやマッチングアプリでの出会いが増えており、トラブルも増えています。
相手の住所や電話番号を知らない場合も少なくなく、慰謝料等を請求したい場合に、相手を特定することが困難な事例もあります。このため、確かなもので相手の身元は把握しておく必要があります。
また、婚約破棄の場合、当然には慰謝料は発生しません。どの程度結婚が現実的になっていたかによります。但し、請求することができるのは、原則として金銭であり、結婚を強制させることはできません。
- 離婚請求
- DV・暴力
【保護命令】DV被害者の離婚
夫の暴力に耐え兼ね、深夜に単身警察に保護を求める。警察から女性支援センターに行き、当事務所に相談に来る。腕などに青あざができていた。子ども2人も自ら警察に保護を求める。母子ともに母方の実家に避難する。
離婚調停を提起する前後、夜に依頼者がパート勤めをするコンビニに夫が現れ、カウンター越しに睨みつけられたりして接近された。このため、勤め先に防犯ビデオを提供してもらって保護命令申立て、認められる。
調停には、夫も代理人をつけ、面会交流を求めてきた。調停では、毎回、調停員や裁判官が夫を説得するのに大半の時間が割かれ、待ち時間ばかりとなった中で、依頼者が「仕事をするようになって、生きてるって実感しました」と話したことが印象的である。
離婚については、調停では解決せず、訴訟で解決する。ただし、依頼者も夫に対して反撃する等していたと認定され、慰謝料は認められなかった。
夫婦喧嘩の中で一方または双方から手が出て負傷するという出来事は、離婚一般でみられることがあります。これが「生命や身体に重大な危害を受けるおそれ」が認められる場合に、保護命令が発令されます。
しかし、大抵、その後に離婚や婚姻費用(生活費)の問題が控えており、保護命令で終わりではありません。離婚等を解決する段になると、相手方が法律上の本質から離れたところに固執して協議が進まないこともあり、夫婦関係を清算するには相応の忍耐と時間がかかることがあります。
そうでなくとも相手方と自ら交渉等することは負担ですから、代理人を就けることが心理的にも安心できると思います。
遺産相続分野
遺産相続の解決事例
【遺族年金】事実上の配偶者による請求
事実婚の夫が死亡したところ、夫の子から家を追い出されたとして相談に来られる。その際、会社の規程上、退職金が「遺族」に支払われることになっており、依頼者は、その支払請求手続きと遺族年金の手続きを行っていた。
これに対し、夫の実母が同様の請求をしたため、請求が競合した。
保全処分によって家に戻ることができた。遺族年金は、審査請求も再審査請求も認められなかったため、退職金と併せて訴訟を提起した。
訴訟では、第1審では認められなかったものの、控訴審で勝訴した。その結果、遺族年金と退職金の両方を得ることができ、引っ越しもすることができた(家は、相続財産であり、事実婚の配偶者には相続権がないため。)。
事実婚の配偶者は、相続権がないため、生命保険の受取人にしたり遺言書で財産が遺されたりしなければ、他方の配偶者が亡くなった時に財産は残りません。
これに対し、遺族年金や退職金(但し、勤務先による)、また、保険(但し、保険の内容による)は、「事実上の配偶者」も受け取る余地があります。
事実婚の配偶者は、相続人ではないため、後日、故人の医療や介護に関する契約書やカルテ等を入手することが困難です。これらの特に「続柄」欄は重要になりますので、写しを手元においておくことをお勧めします。
- 遺言
- 遺留分侵害額請求(遺留分減殺請求)
【遺留分侵害額請求】母親が全ての財産を長男に相続させる旨の遺言公正証書を作成していた
母親の生存中から、家業の経営権を巡り、長男が依頼者を排除したことをきっかけに相談に来られる。
遺言公正証書は、その争いの最中に作成(後に分かったことには、書き直されていた。)されていた。依頼者は、母が死亡したことを後に風聞で知り、長男の代理人から遺言公正証書の存在と内容を知らされる。
依頼者は、正当な権利は主張したいとの意向から、遺留分侵害額請求を行うことにした。
訴訟を提起し、依頼者がこだわっていた遺産等を取得する内容で、最終的には和解により解決した。これにより、それまでの家業及び親兄弟間の問題が解決し、依頼者は落ち着いた生活を取り戻した。
また、依頼者が公証役場に問い合わせたところ、書き直し前の遺言公正証書の存在が明らかになった。そこでは、依頼者がこだわっていた遺産を依頼者に相続させる内容になっており、依頼者は母が自分のことを考えてくれていたことに胸を熱くした。
家族経営の場合、経営権をめぐる争いの裏には、相続の問題も潜在していることが多いです。また、特定の相続人に生前贈与がなされている場合もあります。
遺留分侵害額請求をする場合に計算の基礎となる遺産には、生前の一定期間に贈与されたものも含まれるため、遺産の総額、自らが得られる遺留分を計算するには調査が欠かせません。
- 遺言
- 遺産分割
【遺言公正証書】有効性が争われる
叔母から実子に2分の1、依頼者(叔母からみて姪)に2分の1ずつ相続させる遺言公正証書が作成された。
叔母の死後、実子から、遺言の有効性が争われる。
訴訟が提起され、遺言公正証書を作成した公証人の尋問が実施された。
公証人が依頼者の名前を読み間違えたのを、叔母が訂正した等の当時の様子が証言され、有効性が認められた。その後、当該遺言書をもとに遺産分割の調停を行った。
遺言の有効性の争いは、遺言を作成した当時の本人の判断能力がどの程度であったかが問題になります。本人の判断能力を検討するには、介護記録や介護認定の際の調査結果や主治医意見書等が参考になります。
複数の遺言書がある場合は、自ら所持している遺言書まで無効になるかもしれない恐れがあるため、慎重に検討し、主張する必要があります。
また、遺言書の内容によっては、その後に、遺産分割や遺留分侵害額請求等の争いも控えている場合もあるため、最終的な解決までには時間がかかりがちです。
不動産・建築分野
不動産・建築の解決事例
- 賃料・家賃交渉
【賃料増額】長年据え置いてきた賃料を増額したい
長年にわたって建物を入居当時の賃料のまま貸していたが、賃料を上げようと賃借人と交渉していた。しかし、賃借人がこれに応じず、交渉が難航したとして相談に来られる。
依頼者の代理人として交渉を行ったが、賃借人は賃料増額に応じなかった。このため、賃料増額の調停を申立て、概ね賃貸人の満足する値上げを実現することができた。
賃料の値上げは、貸主から積極的にアプローチすることが重要です。放置しておくといつまで経っても値上げはできません。
代理人を就けても当事者同士で値上げ交渉が実現できなければ、調停や訴訟を活用するべきです。
- 賃料・家賃交渉
【賃料減額】入居者から賃料値下げを求められた
以前からトラブルを起こしがちなマンション入居者から、管理会社を通じて賃料減額の申し入れがあった。これを拒否すると、20年来賃料が据え置かれており、近隣比べて高すぎるとして、現在の賃料の4分の1ほどの金額にするよう調停を申し立てられたとして相談に来られる。
調停は1回で終了し、訴訟が提起された。管理会社の協力も得ながら、固定資産税の推移、構造、築年数、床面積、金額、設備等をチェックし、同等のマンションを探し出し、それらと比較をして金額の妥当性を主張した。
入居者は、代理人を就けていなかったが、自ら県などに固定資産税の推移等を照会するなどして証拠収集を行っていた。直近でも相手方の賃料相当で契約が成立していたこと等もあり、最終的には、依頼者の勝訴となった。
賃料を支払うことが難しくなれば、支払える範囲での物件に引っ越すことが通常であるため、珍しい事件です。ただし、賃借人の一人について賃料を減額すれば、他の入居者に波及しかねない危険があります。
また、ローンの返済等にも影響しますので、管理会社とも協力しながら調査、比較を行っていく必要があります。
- 建物明け渡し・立ち退き
【立退き】複数あるテナントのうち一部が立退きに応じない
ビルオーナーが店舗を売却しようと、複数あるテナントのとの間で立ち退き交渉を行っていたが、1軒だけ立退きに応じず、交渉が難航してご相談に来られる。
ビルオーナーが売却しようとしたビルは、築50年を超えて老朽化しており、耐震性にも問題があった。そのような問題に加え、正当な立ち退き料を提供し、正当理由を補完した上で、建物明渡訴訟を提起した。
最終的に和解をしたビルオーナーは、ビル(敷地も)を売却し、期待した利益を得ることができた。
本件のような場合には、積極的に訴訟を提起すれば、立退料の金額の問題になり、和解を成立させることによって、テナントの立退きを実現できることが多いです。
「訴訟」というと尻込みをされる方が少なくありませんが、迅速に目的を達成する手段として、まずはチャレンジしてみることが重要です。
所属事務所情報
- 弁護士法人中田・島尾法律事務所東京事務所のアクセスと設備
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- 所在地
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郵便番号 103-0027東京都 中央区日本橋2-2-8 東京風月堂日本橋ビル4階
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- 地図
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- 最寄駅
- 東京メトロ日本橋駅から徒歩1分
- 対応地域
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- 関東
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- 千葉
- 東京
- 神奈川
- 四国
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- 徳島
- 香川
- 高知
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- 駐車場近く
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- 中国語
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- 完全個室で相談
弁護士法人中田・島尾法律事務所東京事務所へ問い合わせ
- 受付時間
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駐車場近く
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完全個室で相談
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- お問い合わせ内容は弁護士にのみ提供されます。サイト上に公開されたり、第三者に提供されることはありません。
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