しみず けんすけ

清水 健介 弁護士 プロフィール

所属事務所: 奥野総合法律事務所
所在地: 東京都 中央区京橋1-2-5 京橋TDビル8階
京橋(宝町)駅徒歩4分
清水 健介弁護士

インタビュー

清水 健介 弁護士インタビュー
清水 健介 弁護士 インタビュー

弁護士を目指したきっかけ

私は、大学卒業の年から3年間、裁判所事務官・裁判所書記官として裁判所に勤務していました。

大学生の頃から司法試験には興味を持っていましたが、書記官として法廷の内外で法律に関わる業務をこなしているうちに、より積極的にビジネス・事件に関わる仕事がしたいという思いが強くなり、書記官を辞めてロースクールに入る決意をしました。

最近では、法科大学院卒業後に書記官を目指される方も多いと聴きますし、書記官は大変やりがいのある仕事だと思いますが、やはり裁判官のサポート役という側面が強いのが実情です。

個人的な事情ですが、担当裁判官が裁判所勤務中に司法試験に合格した方だったことや、周りの書記官仲間に司法試験を目指す人間が多かったこともあり、辞めることについて、特段ためらいはありませんでした。

法曹三者のいずれを選ぶかという点では、常々、民間で自分の力がどこまで通用するかを試してみたいと思っていましたので、弁護士しか考えていませんでした。

弁護士になって大変だと感じること

弁護士事務所の大規模化傾向の下で、弁護士は、チーム制で仕事をすることが多くなっていると思います。ただ、窮極的には、自分の頭で考え、依頼者に提案し、自分の責任で一定の仕事をしていかざるを得ず、案外孤独な職業だと考えています。

また、取り扱っている仕事の内容自体が、企業の信用や個人の人生を左右する仕事ですから、「決して結論を間違ってはいけない」という非常に職責の重い職業だと思っています。孤独さ、そして結果に対する責任の重さ、これが私にとっての「大変なこと」ですね。

ロースクールの思い出

大学・法科大学院ともに早稲田大学に通っていました。社会人出身者が比較的多く、元商社、元官僚、元金融、元新聞記者など、様々な背景を持った幅広い年齢層の人間に囲まれて過ごしました。

私は、比較的受験勉強を中心に据えてロースクール時代を過ごしていましたが、色々な考え方を持った方々と議論したりお酒を飲んだりした日々は、非常に刺激的で、何物にも代えがたいと思っています。

弁護士になった後に感じたギャップ

前の質問でも述べましたが、弁護士は、チーム制で取り組む仕事が多いと思います。そして、当初私がイメージしていた弁護士像は、依頼者からの相談に対して一人の専門家として的確なアドバイスする、というものでしたが、むしろ、チームの中にあってチームの総合力を如何に高めることができるか、特に私のように若い弁護士の場合、チームの潤滑油としていかにスムーズなプロジェクト運営に寄与できるのか、ということも求められていると個人的には思っています。

また、現在、事業会社に出向させていただいているのですが、企業の中で適切な経営判断がなされるようサポートをしたり、プロジェクトを進めるにあたって遭遇する様々の法律課題への対処に当たり、弁護士には、一般的なビジネスマンと同様又はそれ以上に、相当高いビジネスセンスが求められていることを痛感しています。

仕事をする上で意識していること

新しい法的な知識を学修・習得することは、弁護士として当然のことです。加えて、常に心がけていることとしては、相談を受けている案件が最終的にはどのような結論に至るのが望ましいのか、出口の部分を粘り強く考える癖をつけています。

「依頼者が本当は何を望んでいるのか」だけではなく「依頼者が気の付いていないより解決方法はないだろうか」という点をよく考えるということです。

企業間取引であれば、最終的にどのようなベネフィットがあるのか、そのベネフィットに見合うリスクとなっているのか、といったところも慎重にみることを心がけています。また、何よりも、弁護士として、コンプライアンスには気を遣っています。

司法修習の思い出

司法修習中は、指導担当弁護士である八丁堀法律事務所の内田哲也先生に、生の労働事件を余す所なく見させて頂き、弁護士が事件に対してどう向き合うべきなのか、依頼者である企業のみならず労働者にとって最良の解決方法をどう探るのかなど多くを学ばせていただきました。

裁判所、検察庁においても、将来の進路にかかわらず全てオープンに学ばせていただけたので、現在の仕事に非常に役立っています。また、個人的な話ですが、司法研修所の卒業試験の2週間前という切迫した時期に妻の出産に立ち会ったことも、忘れられない出来事です。

自分の弁護士人生と娘の年齢が一致するので、日々成長していく娘に負けないよう、自分の仕事を振り返る毎日です。

関心のある分野

現在の事務所に入所した経緯と関連するのですが、入所前に、所長である奧野善彦弁護士(当時、RCC(整理回収機構)の社長の職にあった)の著書『企業再建』を読んで以来、企業再生分野には強い関心があります。

さらに、現在の職務内容が企業法務全般ということもあり、企業が日常直面する細かな法分野にも興味があるというか、興味を持たざるを得ないのですが、特に、独占禁止法や下請法といった競争法分野に関心があります。

ロースクールについての意見

私の在学中と現在では、色々と状況が異なっていますから、ロースクールの現状について、詳細は存じ上げません。ただし、少なくとも、出自の異なる目標を共にする仲間達と切磋琢磨する貴重な場として、存在し続けるべきだと思います。

ただ、ロースクールは実務と理論の架橋と定義されていますが、合格率が高いとは言えない現状において試験勉強と実務の両方をこなすのは、受験生にかなりの負担を強いており、改善が必要だと考えています。司法試験に受からないのに実務教育を施されても・・・という単純な疑問です。

また、ロースクールを卒業しないと司法試験の受験が困難という現状は、改善されるべきだと思います。実際に言葉にしてみると、何だか反対派のようですね。

印象に残っている事例

メインの担当ではありませんでしたが、いわゆる「ペイオフ」発動第1号案件に関与させていただいたことが印象に残っています。銀行破綻のダイナミックな現場を体感できたことは、今後の弁護士人生の糧になると思っています。

現在は、再生可能エネルギー関連の業務に携わっています。大規模太陽光発電所、いわゆるメガソーラーの開発に関し、発電所用地の確保からファイナンス実行まで、プロジェクト全体に関与していますが、様々な業法や法規制に配慮しつつ、迅速にビジネスを進展させることは、非常に面白みのある仕事です。

人物紹介

所属弁護士会

  • 所属弁護士会
    東京弁護士会
  • 弁護士登録年
    2010年

よくある質問

清水 健介 弁護士の事務所へのアクセス方法は?
清水 健介 弁護士の事務所へのアクセス方法は、
【所属事務所】
奥野総合法律事務所

【所在地】
東京都 中央区京橋1-2-5 京橋TDビル8階

【最寄り駅】
京橋(宝町)駅

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