平 裕介 弁護士 インタビュー
弁護士を目指したきっかけ
高校生の頃から憲法や法律に興味を持ち、憲法や法律に適う仕事をして人の権利を守り、社会の不条理をなくしていきたいと考えたことがきっかけです。
印象に残っている案件(事件)
どの事件も印象深いですが、最近の事件では、依頼者の方がいわゆる「モンスター・ペアレント」から不当な損害賠償を要求されたケースが特に印象に残っています。
学校ではよくある子ども同士のけんかや、学校内での事故が原因で、子どもの親が学校や教師に対して、あるいは他の子ども親に対して、あまりに一方的で不当な要求をするケースが増えており、近年、社会問題化しています。
このような要求を放って置きますと、不正義を許すこととなりかねませんので、早期に弁護士に相談する必要があると思います。
仕事の中で嬉しかったこと
依頼者の方々に喜んでいただけることに尽きます。
弁護士になって大変だと感じること
急ぎの案件などのため、土日祝日にも仕事が入ってしまうことが大変といえば大変ですが、好きな仕事をやらせて頂いているので、あまり大変だと感じることはありません。
休日の過ごし方
買い物、読書などゆっくりと過ごしています。
弁護士と大学講師との両立について
私は司法試験の試験科目を大学生(法学部生)や大学院生に教える仕事をさせて頂いており、もちろんこれも弁護士としての仕事の1つですが、この仕事と事件(民事事件・刑事事件等)や法律相談に関する仕事との両立は、私にとって大変プラスになっていると思います。
というのも、講師の仕事のポイントは法律や裁判例などの知識をいかに分かりやすく伝えることができるかという点にあり、これは事件に関する仕事のうち依頼者の方々に法律の知識を分かりやすく説明させて頂くことにも通じることだからです。
また、法曹を目指して勉強している学生の方々と接することによって、私自身が弁護士を志した頃の初心を思い返すことがあり、それが日々の仕事のパワーとなることも多いと思います。
仕事をする上での信条・ポリシー
依頼者の方に対し、親切・丁寧・分かりやすい説明をすることです。
特に、難しい法律用語については、日常用語を多く用いて説明させて頂いております。先ほどのご質問の回答とも関係しますが、どのようにすれば、依頼者の方々や学生の方々に、事件のことや法律のことなどをより分かりやすく伝えることができるのかということについて、創意工夫を怠らないよう気をつけています。
依頼者に対して気をつけていること
依頼者の方の抱えている「痛み」を分かち合えるくらいに、お話によく耳を傾けることです。多くの依頼者の方は話したいという欲求が強いので、まずは最後まで話を聞かせていただいております。
その上で、有利な事情だけではなく、不利な事情まですべてをお伝えすることで、事件のポイントを正確に把握していただいております。直ぐに現状を受け入れられないという方に対しては、少し時間をおいてから詳しくお話するなど工夫しています。
不利なこともお伝えしなれば後々大変なことになることが多いので、初めの段階でしっかりとお伝えすることがとても重要であると考えております。
関心のある分野
弊事務所の案件として労働法関係の案件が多いこと(労働者側、企業者側を問わず取り扱っております)から、労働事件・労働分野の案件に特に関心があります。
また現在、東京都内のある区(特別区)の建築審査会のお仕事をさせていただいており、先ほども申し上げたとおり大学(法学部)では行政法や憲法などを教える立場にありますので、行政案件の分野にも関心を持っております。
ページを見ている方へのメッセージ
インターネット上では法律問題について不正確な情報が横行していることがあり(特に、弁護士が回答していないものについては不正確な情報が多いと思います)、また、インターネット上以外でも弁護士以外の者による法律上の権限を越えた法律相談や訴訟行為を行うといった「犯罪行為」(いわば医師資格を持たない者が手術を担当するようなもの)が後を絶たないという現実があります。
さらに、それぞれの案件・事件には、一般論だけでは容易に判断できない特殊かつ具体的な問題点が存在することがあり、法律のプロである弁護士に相談しておかないと、思いもよらない結果を招きかねません。
法律相談では、依頼者の方の人生の転機となるような、大変重要な問題を相談されることが少なくありません。このページを見ていらっしゃる方には、法律の専門家である弁護士に法律相談をされることを強くお勧めします。