刑事事件を中心に幅広い分野を手がける「依頼者の人生がかかった仕事を、責任を持ってやり遂げる」
弁護士を目指した原点は、法律トラブルに悩む友人の姿
ーー弁護士を目指したきっかけや理由を教えてください。
弁護士を目指そうと思ったのは大学3年生で進路について考えた時です。法学部でしたので、法曹という選択肢はあったものの、将来のことを決めきれずにいました。そんな時に、友人が借金問題で悩んでいると聞いたんです。友人は司法書士に債務整理を依頼することで問題を解決できたのですが、法律を学んでいながら、友人のために何もできなかったことに歯痒さを感じました。
そのことをきっかけに「もっと法律を学んで、友人のように困っている人の力になりたい」と思うようになり、弁護士を志しました。
当時既に新司法試験の制度が始まっていたので、まずはロースクール入学を目標に勉強を始めました。ロースクールに入学してからも、司法試験に向けてひたすら勉強する毎日でしたが、論理的な考察の末に一定の結論を出すという法律の思考プロセスに面白さを感じていたので、勉強自体は苦ではありませんでした。
ーー弁護士になってからはどのようにキャリアを積みましたか?
弁護士登録後、都内の法律事務所で1年ほど働いた後に、企業法務の経験を積みたいと思いインハウスロイヤーとして民間企業に就職しました。
インハウスロイヤーの業務は、契約書の審査以外にも、株主総会等の機関運営や各種業法対応等の様々な分野に関する法律相談、コンプライアンス体制の構築・維持、法的紛争や不祥事への対応、組織再編等のサポートなど多岐にわたります。一般的な法律事務所が扱う企業法務よりも業務の幅が広く、案件への関わり方が深いのがインハウスロイヤーの特徴ではないかと思います。
一方で、自分が所属している企業以外の分野に関われないという問題もありました。弁護士を志したときの「困っている人の力になりたい」という思いを実現するためにも、一つの企業だけでなく、他の企業や個人の案件にも携わりたいと思い、4年間の企業勤務を経て現在の事務所に入所しました。
「依頼者のために戦うこと」をモチベーションに
ーー注力している分野を教えてください。
刑事事件に注力しています。当事務所が刑事事件を多く扱っていることから私自身も取り組む機会が増え、刑事事件にやりがいを感じるようになったのが注力のきっかけです。
法廷に立ち、検察官と主張立証をぶつけ合うと、まさに依頼者のために「戦っている」という意識を強く実感できるところが大きなモチベーションになっています。
刑事事件以外にも、相続や離婚などの家事事件や、インハウスロイヤーの経験を活かした企業法務など、様々な案件に取り組んでいます。
ーー仕事をするうえで心がけていることは何ですか?
依頼者の話を聞くことは当然のこととして、話を聞くときは聞き役に徹するようにしています。依頼者の中には話すことが苦手な人もいれば、事件とは関係のない話をする人もいます。そういうときに話を遮ったり、結論を急かしてしまうと、依頼者が本当に話したいことを話せないまま終わってしまいます。そうならないためにも、依頼者の話を最後まで聞き、その上で質問などをするようにしています。
ーーどんなところに弁護士のやりがいを感じますか?
依頼者に感謝してもらえるところです。特に刑事事件の場合は、依頼者の人生がかかっていますので、よい結果をもたらすことができた時の達成感はとても大きいです。事件が終わり、依頼者から感謝の手紙が届いた時などには、「頑張ってよかった」と心から思います。
弁護士の介入が、より良い解決の鍵
ーー休日の過ごし方や趣味を教えてください。
休日は家族と一緒に公園や動物園に行ったり、買い物に行ったりしています。趣味は登山です。子どもが生まれてからは登山に行く機会も減ってしまったのですが、子育てが落ち着いたら再開したいと思っています。
ーー今後の展望についてお聞かせください。
事務所をさらに大きくしていきたいと考えており、そのためにも後進育成に力を入れていきたいと思っています。自分で考え、自分で行動できる弁護士を育てていきたいです。
ーー最後に、法律トラブルを抱えて悩んでいる方へメッセージをお願いします。
悩みを一人で抱え込むのは精神的にも良くありません。弁護士が介入することでよい方向に解決できる可能性が大きく高まりますので、トラブルが深刻化するのを防ぐという意味でもできる限り早めにご相談いただければと思います。