岡芹 健夫 弁護士 インタビュー
弁護士を目指したきっかけ
大学で法学部に入りました。やはり今後法が社会で重要性を増すのではないか、それに携わりたいと考え法学部に進みました。
弁護士になろうと考えたのは、私の周りの多くが目指していたので、そのような環境いたことも関係しています。弁護士は法曹の中でも組織にとらわれず、自分の力で自由に出来るところに魅力を感じました。
学生時代
私は民法のゼミに所属していたのですが、その合宿で毎晩1時間睡眠で仲間と過ごしたことです。
睡眠1時間というのは、ずっと勉強だけをしていたというのではなく、飲んだり、野球をして毎日楽しく過ごしました。懐かしい学生時代の思い出ですね。
司法試験での苦労・勉強の工夫
如何に「通常良く言われていること」を以て立論するかということです。法律は、説得力の問題なので、分かり易く平易でなければ立論として不適になってしまいます。
私は答案練習会へ行き、講評された結果を極力自分なりに受け止めて次に活かそうと努力をしていました。また、参考答案も多くの人が良いと思うものには理由があるはずなので良いところを吸収しようと工夫していました。
最初に入所した事務所を選んだ理由・新人時代に苦労したこと
最初に入所した事務所を選んだ理由ですが、司法研究所の教官が事務所を紹介して下さったのがきっかけでボス(現会長 髙井伸夫弁護士)に出会いました。事件処理だけを考える弁護士も少なくありませんが、ボスはそもそも企業にとってどのように処理することがプラスなのかを常に考えていました。視野の広いところにも魅力を感じ、当事務所に決めました。
なりたての頃に苦労したことは読む、書く、話すといった全てのことですね。
印象に残っている事例
事業所閉鎖・事業譲渡に伴う従業員の解雇が問題となった事件と、賃金体系の世代間是正を伴う就業規則の不利益変更が問題となった事件が印象に残っています。
依頼者に対して気をつけていること
プロセスを丁寧に説明することと、なるべくこちらから好意を持つということです。
弁護士としての信条・ポリシー
「至誠天に通ず」「飽きず、焦らず、諦めず」の2つですね。言葉としては弁護士になって1~2年の頃から考えていましたが、実感として沸いたのは5年目くらいですね。
弁護士の仕事はどうしたら勝訴出来るか、何が依頼者の為か、不透明な部分も多くあります。結果を1つ1つ悩んでいても仕方がないので自分の最善をつくすという思いだけはブレないようにしようと、この言葉をいつも胸に仕事をしています。
今後の弁護士業界の動向
新司法試験制度・弁護士増員については、数が増えるのは良いと思いますが、丁寧さ(教育システム)が伴っていないと思います。今は数は増やすが、弁護士の実務教育のところは法律事務所に任せているような風潮にあります。もう少し、研鑽を積めるシステムが広く整えば良いのでは、と思います。
今後の弁護士業界の動向は、競争は激化し国際化も広がると思います。何よりも、どんどん時代が変わっていきます。この状況で弁護士として生きていくためには専門分野を持つと同時に、社会の動きの中で求められるものが何かを素直に見つめる姿勢が重要と思います。
弁護士に最も求められると思う力
第一に「勤勉さ」、第二に「時に自分を省みること」、第三に「人を思いやること」だと思います。
今後のビジョン
顧客の必要を通して社会に資する事務所にしていきたいです。
我が国の活力再生のための、労働力移動の支援ができるような事務所でありたいと思っています。