なかじま まさひろ

中島 正裕 弁護士 プロフィール

所属事務所: 中村・角田・松本法律事務所
所在地: 東京都千代田区大手町2-1-1 大成大手町ビル18階
大手町駅徒歩3分
中島 正裕弁護士

インタビュー

中島 正裕 弁護士インタビュー
中島 正裕 弁護士 インタビュー

弁護士を目指したきっかけ

法律自体に興味を持ったのは、大学の教養学部、経済学部で履修した講義がきっかけです。特に、経済学部3年生の冬に、独占禁止法上規制されている不当廉売をテーマとする2つの講義で受けた偶然の経験は忘れられません。

ある朝、法学部の教授が開講していた経済法の講義で、小さな牛乳店の近隣のスーパーが集客のために牛乳の大安売りをして、それを公正取引委員会が審決で不当廉売だと指摘した、この論点については経済学者からの有力な批判がある、今後の法解釈論はこういった経済学者からの批判にも対応できるものでなければならないという話を聞きました。

そして、その直後に受けた講義が、偶然にも、同じ牛乳店の事例を題材に、経済学部の教授が法律論の背景にある「通念」を批判的に検討するという内容だったのです。私は、双方の考え方の違いがどこにあるのかと大変興味を持ちました。

また、これも偶然ですが、学部卒業と同時に法科大学院が設立されるというタイミングで、未修者にも門が開かれているということでしたので、法科大学院に進学して法律を学んでみようと決意したのです。

法曹三者(裁判官、検察官、弁護士)の中でなぜ弁護士に決めたのかは、私が経済学部出身であることが影響したかも知れません。司法修習を通じて、裁判官、検察官の仕事も非常にやりがいのある仕事だと感じたのですが、一人前の弁護士になって、いつかビジネスの世界で奮闘している経済学部出身の同窓生と一緒に仕事をしてみたいという思いがありました。それで弁護士になりました。

現在の仕事状況

大ざっぱに分類しますと、訴訟案件、M&A案件、当事務所の顧問先からの各種法律相談案件を担当しております。時間にしては、それぞれ約3分の1ずつといったところです。

印象に残っている案件(事件)

時間的にとてもタイトなM&A案件の契約交渉の場に立ち会い、微力ながら、契約締結に至るまで力を尽くした案件が一つ印象に残っています。

また、つい先日、個人的にとても嬉しかったことがありました。当事務所の顧問先から会社の事業譲渡案件のご相談があり、無事に終わってから1年ほど後のことです。依頼者で案件を担当していた方と別件でお会いする機会があり、「あのときは無事に案件を纏められるか大変な中で不安な気持ちもあったのですが、中島先生が一生懸命対応してくれてとても助かりました」と言われました。

その時は本当に嬉しかったですね。大変でしたが頑張って良かったと思いました。

休日の過ごし方

纏まった時間をかけて取り組む必要がある仕事もあり、休日の時間を活用することもあります。ただ、休日は平日にできないこともしたいと思っています。家族と過ごしたり、学生時代の友人と会って情報交換をしたりといったところです。

ロースクールでの学生生活

朝から晩まで勉強するという生活でした。法律を本格的に学び始めたのは法科大学院に入ってからでしたので、新しいことばかりを教わる1年目は授業についていくのに必死でした。先生やクラスメートが講義で発言した言葉の意味が分からなかったり、時には漢字が分からずノートにはひらがなで控えておいて後で調べたり、といったこともありました。また、法律論に共通する論理の展開に慣れるのにも半年ぐらいはかかりました。

法科大学院での授業について

司法試験の問題を解くことを意識したいわゆる試験対策は全く行われません。ただ、明確な答えのない法律問題に直面したときに法律家としてどう考えるか、先例とすべき最高裁判例がない事案について各裁判所がなぜ異なる結論を出しているのかといったことを、具体的な事例等を素材に色々と教わりました。

面白かった授業

面白い授業はいくつもありました。一つだけ挙げるとすれば、2年生の冬に受けた上級民法という授業です。ここでは、確定した最高裁判例もまだなく、高等裁判所でも結論が分かれているような事案に対して、自分ならどう考えるか、その考えをどのように説得的に表現するかを追求してレポートに纏めることをやりました。時間的にもまだ余裕があり、1週間ぐらいああでもないこうでもないと考えるということをやりまして、これは非常に面白かったですね。

あと、3年生の時に、消費者法ゼミ、租税法ゼミ、ヨーロッパ法ゼミ等といった少人数の演習も選択しました。これらのゼミでも、やはり明確な答えのない問題を題材に参加者と議論するのがとても面白かったです。あと、フット教授の「外から見た日本法」というテーマの授業もありました。そこで、外国人が日本法について論じた文献を自由に探して来て、それを題材に英語でレポートを書いてみたのも貴重な経験でした。

司法試験対策

対策はしたかったのですが、法科大学院の授業の準備等を優先していたこともあり、予備校に通ったり、市販されている問題集を解いたりする時間はほとんどありませんでした。

ただ、3年生の秋から数人で始めた2つの勉強会が試験対策になっていたと思います。1つは、択一試験の科目について、判例集に載っている判例を一つずつ議論しながら検討していくということをやりました。

新司法試験は、基本的な条文や判例を踏まえて、その理解を自分の言葉で表現できるかを問うている試験だと聞いておりましたし、この勉強会の前に、判例を読みなおしてノートに纏める作業をしていたことが自然と復習の時間になりました。

もう1つは、いわゆる過去問を解く勉強会です。当時は、第1回目の新司法試験の問題と、プレテストの問題等が公表されていましたので、それを解いてみて、お互いの答案の分かりづらい点等を批評し合うということをやりました。同じ問題について自分以外の人がどう表現しているのかを知るのはとても有意義でした。

今後のビジョン

何か積極的なことを始めたいときや、法律上の問題が生じたときに、「中島先生のところに相談しに行けば安心だ」と信頼される弁護士になりたいです。そのためにも、一通りの仕事を一人でもできる地力を付けた上で、この分野ならば何を聞かれても大丈夫という専門性も持ちたいです。

今後専門性を磨きたい分野

当事務所が訴訟と会社法・金融商品取引法に強みを持っているということもあり、当分の間は、これらの分野で経験できることに全力を尽くしたいと思います。

今は毎日が新たな経験の連続で、少なくとも5年ぐらいはこれが続くのではないかと思っています。そして、その経験を土台に、さらに知見を深めたり、あるいは自分なりの第三の軸も持ってみたいと思っています。

まだ漠然と考えているだけですが、例えば、ロースクールの時に興味を持って学んだ租税法の分野を深めるチャンスがあれば面白いなと思っています。

人物紹介

所属弁護士会

  • 所属弁護士会
    第二東京弁護士会
  • 弁護士登録年
    2008年

中島 正裕 弁護士へ問い合わせ

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中島 正裕弁護士
03-3510-2771

よくある質問

中島 正裕 弁護士の事務所へのアクセス方法は?
中島 正裕 弁護士の事務所へのアクセス方法は、
【所属事務所】
中村・角田・松本法律事務所

【所在地】
東京都千代田区大手町2-1-1 大成大手町ビル18階

【最寄り駅】
大手町駅

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