木村 宏 弁護士 インタビュー
弁護士を目指したきっかけ
私は中央大学法学部出身なのですが、皆が司法試験を目指す環境であったため、自然と目指しました。合格後は、初めから弁護士になることよりも、他の法曹の世界も見てみたいと思い、最初は検事をやっていました。2年間検事を経験し、適当な時期と考えたため、弁護士をやろうと決意しました。
学生時代、また司法試験に向けての勉強のやり方
司法試験受験に向ける環境があったので、大学3年以降を試験勉強に励んでいました。また、中央大学には司法試験の研究団体があり、そこに所属し勉強していましたね。ここでは、ただ本を読むだけではなく、仲間たちとしっかりとディスカッションしていました。そのことが多面的にまた深く知識を理解することに役立ちましたね。
司法試験のための知識で実務に役立ったこと
社会に起きている事象を法律家の観点からどのように判断するのかという基礎を学ぶことができました。私は、司法試験の勉強に通して、このリーガルマインドを育てることができたことが重要だったと思いますし、今に繋がっていると思います。
司法修習時代の経験や思い出
私は、あんまり勉強してないですね。なぜなら、司法試験で大きなエネルギーを使っているので、それをリフレッシュする、エネルギーを蓄える時期だと思うからです。今の若い人たちは、勉強熱心なのはいいことだと思いますが、エネルギーをさらに吐き出して、実務に入っていくのは本当にいいのかな、と心配になりますね。また、英語に興味があったので、少し勉強していましたね。
最初に入所した事務所を選んだ理由と、弁護士になりたての頃の苦労
私は最初に入所した事務所は、ブラウン・守屋・帆足・窪田法律事務所というところでした。最初、海事専門のセクションに籍を置きました。私は海事についての知識が全くありませんでした。船の法律や海軍の仕組みを学ぶこと、またやはり国際的な問題なので英語の勉強も行わなくてはならず、大変苦労しましたね。しかし、その時の経験が今の仕事に繋がっていますね。
依頼者に対して気をつけていること
ご依頼者様は基本的に問題点を抱えてくるので、悲観的ではなく、建設的で元気がでるようなひとつの道筋を示すようにしています。来たときよりも帰るときに元気になってもらえるように接していますね。
休日の過ごし方
時間があるときはガーデニングをして、体を動かしていますね。後はゴルフですね。最近を忙しくてコースには行けてないですが、練習には行っています。
関心のある分野
私は、依頼者がかかわる問題において、全て私の事務所で解決できる体制を作りたいと思っています。だからこそ、海事専門というわけではなく、周辺分野にも興味を持っています。
今後の弁護士業界の動向
新司法試験制度も私にはどういうメリットがあったのかはわからないですね。また、弁護士過疎の地域は確かにありますが、弁護士の数を増やして解決しようとするのではなく、今の現有戦力でも対応できることだと思います。
むしろ、弁護士の数が増えることで、ただ弁護士間の競争が激しくなり、新卒で所属する法律事務所を見つけられない人もでてくると思うので、増やせばいいということではないと思います。
ロースクールも大きな理念によって作られたものですが、今は司法試験の合格者対策になっている気がします。しかも、制度によって勉強させるのではなく、以前のように個人の責任で勉強するべきだと思います。
5年で3回という制限やロースクール3年というのは優秀な人材確保の点においてもよくないのではないでしょうか。私は、弁護士業界はもっと改善していかなくてはいけないと思います。
ページを見ている方へのメッセージ
弁護士を育てるのは、依頼者だと思うので、弁護士を活用してほしいですね。また、問題が起きたから弁護士を利用するのではなく、問題が発生しないように弁護士との関係を作っていってほしいですね。