すが しゅんじ

菅 俊治 弁護士 プロフィール

所属事務所: 東京法律事務所
所在地: 東京都千代田区永田町2-14-2 山王グランドビル3階
赤坂見附(永田町)駅徒歩2分
受付時間
菅 俊治弁護士

インタビュー

菅 俊治 弁護士インタビュー
菅 俊治 弁護士 インタビュー

弁護士になろうと思ったきっかけ

周りに尊敬する先輩がいたので、自然な流れで弁護士という仕事を選択しました。特に強烈な出来事があったわけではありませんが、自分に向いているかな、と思いました。検事や裁判官は考えませんでしたね。

特に印象に残っている案件(事件)

いろいろありますが、マッスルミュージカル事件は印象に残っています。これは劇団員の出演料が2割とか5割とか切り下げられてしまう事件だったのですが、以前から出演者の怪我が相次いでも労災扱いにしてもらえないといったことがあって、そこで出演者が話し合って、労働組合を作って、労働条件の切り下げに反対しました。たとえば、公演の回数や練習を出演者の意見を聞いたうえで、ハードワークにならないように組んでほしい、などです。

出演者は舞台に上がりたいですし、彼らのファンもそれを望んでいます。しかし、会社は労働条件の切り下げを承諾し、労働組合からの脱退をしなければ、出演させないと求めてきました。彼らの多くは1年契約ですので、翌年以降の契約更新がなくなるのではないかと不安です。心が揺れ動いている彼らを一生懸命励ましました。

仕事の中で嬉しかったこと

やはり依頼者が喜んでくれたときはうれしいですね。

大変だと感じること

弁護士だから大変だと思ったことはないです。大変だと悩んでもしょうがないと思っているからでしょうか。しいて言えば、忙しいことです。

休日の過ごし方

家族と過ごしています。

弁護士としての信条・ポリシー

嘘をつかないことと全力で頑張ることです。

依頼者に対して気を付けていること

依頼者の人が一人ひとりみんな違った人間で、悩み方も感じ方も違いますから、それぞれのペースに合わせることを心がけています。ゆっくり話を聞きたいという方もいれば、早く結論を聞きたい方もいるので、それを早くに感じ取ってこたえたいと思っています。他方で、一見矛盾するようですが、率直な信頼関係を築くためには、無理に自分をつくらず、自分のキャラクターや思っていることをはっきり伝えるようにもしています。

関心のある分野

労働事件と医療事件には多く携わってきたので、ライフワークです。中でもB型肝炎訴訟は5年ほど頑張ってきているので、一人でも多くの被害者の方を手助けできるように努めたいと思います。事務所は集団的事件、多数当事者の事件を扱っているので、いろんな人とネットワークを作って仕事をするのは面白いですし、自分の向いているところだとも思います。

医療訴訟に携わる理由

やっているうちに増えていったということでしょうか。事務所には30人弱の弁護士がいるのですが、いつの間にか医療関連の案件が来たら一緒にやってくれと言われるようになりました。小さい頃から理科系が好きなので、調べて勉強することが楽しいですね。取り組むうちに知らず知らずに専門性が出てきました。

薬害訴訟について

十把一絡げには言えませんね。1つ1つディテールを検討しないと。

現在、B型肝炎訴訟に携わっていますが、やはり国の対応は遅いと感じます。B型肝炎の場合、注射器の使いまわしを40年以上やってきた結果です。平成元年くらいに提訴した事件が最高裁で解決するまで18年かかりました。しかし、その後対策が取られなかったので、集団訴訟に踏み切ったんですが、基本合意の締結まで提訴から5年かかりました。その間に亡くなった方も多いです。

現在原告になっている人以外にも被害者はたくさんいらっしゃるはずなのですが、そのためには母子感染ではないという証明をしなくてはいけません。しかし、お母さんが亡くなってしまったために立証の手段がないケースも少なくありません。慢性肝炎発症から20年以上経っている場合は、賠償ではなく見舞金しか支払われません。一番苦しんだ人が有効な治療を受けられないだけでなく、等しい賠償が得られないというのが現状なんです。

弁護士業界の動向

弁護士人口が急増したので、事務所を維持し、そこで働いているスタッフの生活も維持するためには、相当考えなくてはいけません。業務だけでなく、プロボノ的な活動ができることも生きがいですから。弁護士が増えて法的サービスが行き届くことはいいことですが、依頼者は弁護士をとっかえひっかえできるわけではないので、業界全体で弁護士の質をアップしていかねばなりません。貧すれば貪すとなったら最悪ですから。

労働弁護団や、日本弁護士連合会の労働専門会もやっているので、その中で勉強してきた知識・経験・スピリッツを後輩の弁護士に伝えていきたいですね。

今後のビジョン

震災が起きたことで、原発の問題などエネルギー政策の問題だけでなく、水、食料など人間として本当に大切なものが何かというのが、一人ひとりに問われる時代になったと思います。昔から警告を発する人はいたのに、大多数の人は長いものに巻かれて来てしまったと思います。

そういう時代ですから、自分自身も弁護士としてどうするかという以前に、人間として日本人として、根本から自分たちの生活スタイルを考え直さなくてはいけない、と思っています。自分の能力や職業資格、人とのつながり、弁護士同士だけでなく、依頼者や友人とのつながりを少しでも世の中がよくなるように生かしていけたらいいですね。自分たちの子供の世代に安心できるものを残してあげたいです。

ページを見ている方へのメッセージ

困ったときは早めに相談を。

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所属弁護士会

  • 所属弁護士会
    東京弁護士会
  • 弁護士登録年
    2001年

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