水村 元晴 弁護士 インタビュー
弁護士を目指したきっかけ
大学1年の時に、弁護士の先生が組んでいたゼミに参加したことが最初のきっかけです。その先生が非常に良い方で、この方のような弁護士になりたいという憧れを抱き、2年から司法試験の勉強を始めました。
司法試験の勉強で苦労したことや工夫したこと
大学を卒業してから5年目で試験に受かったのですが、受かる直前の年は1日約10時間勉強していましたね。ただずっと勉強していると集中力が続かなくなるので、必ず週に半日ぐらいは休みをとるようにして、メリハリをつけることを心がけていました。
印象に残っている事例
医療過誤の訴訟で患者側についた事件は特に印象に残っています。依頼者の方は患者側で当然医療の知識はないので、私自身も一から医療について勉強し、専門家になろうという姿勢で臨みました。
東京大学の医学部の図書館に通い、医療関連の資料を見つけるなど依頼者の権利を実現するために一生懸命取り組みました。
仕事の中で嬉しかったこと
やはり依頼者の方に感謝された時ですね。医療過誤の事件もそうですが、相手方が暴力団など非常に苦労するような事件を解決すると、それだけ依頼者から感謝されますし、嬉しいと感じます。
これは弁護士だから味わえるものであり、感謝されると弁護士をやっていてよかったと思いますね。
弁護士になって大変だと感じること
多数の事件を並行して進めていく必要があるのでスケジュールの管理が大変です。時には緊急の案件が入って来てしまい、自分で立てていた計画を変更しないといけないこともあるので、その際は特に大変だと感じますね。
休日の過ごし方
事務所としては土日が休みなのですが、土日のどちらかは仕事をしています。週1回の休みは妻と過ごすことが多いですね。
弁護士としての信条・ポリシー
依頼者に納得してもらう解決を得ることはもちろん、依頼者が期待している以上の仕事をするよう心がけています。
依頼者に対して気をつけていること
個人の場合、依頼者の方は悩んだ末に相談に来ていますから、まずは、依頼者の気持ちや望んでいることを理解するように気をつけています。
一方、法人の場合は依頼者の気持ちを考えるということも大事ですが、会社が直面している問題に対して的確な解決策を提案することを意識しています。
関心のある分野
2つありまして、1つ目は不動産関係です。当事務所では、不動産の賃貸において貸主さん側の問題を解決できるようなホームページを開設しており、今後もこの分野の専門性を高めていきたいですね。家賃滞納や建物明渡、立退問題、さらに最近では近隣トラブルなども多く扱っています。
2つ目は中小企業の企業法務です。私は今まで特に不動産の賃貸に力を入れてきましたが、弁護士増員により、弁護士には専門性が求められる時代になっています。こうした中で今後は不動産賃貸の他にも大きな柱として中小企業の企業法務に取り組もうと思っています。
弁護士に最も求められる能力
コミュニケーション能力だと思います。特に個人の依頼者の場合、悩まれて相談に来る方が多いのでそれを真摯に受け止め、共感すると同時に、的確な解決策を提案する必要があります。
こうした流れの中で依頼者と信頼関係を構築するためには、コミュニケーション能力が不可欠です。
悩みを抱える方へのメッセージ
色々な方からお話を伺う機会があるのですが、まだまだ弁護士は敷居が高いと感じている方が多いです。実際はそのようなことはありませんので、1人で悩みを抱え込まず、お気軽に相談に来てほしいですね。