依頼者の希望や思いに寄り添い、ベストな解決に導く
相続や不動産など身近な問題に注力
ーー注力している分野とその理由について教えてください。
主に、不動産と相続、離婚の3つの分野に注力しています。
不動産は、個人の財産の中で大きなものを占めていますし、相続においても不動産の争いになることが多いです。トラブルや心配ごととなると、専門家に相談したいと思う方が多くいらっしゃるため、不動産は注力しがいのある分野だと感じています。
また、相続分野では、ご家族がお亡くなりになった後、相続人同士で遺産分割の話し合いがまとまらないといったご相談が多いです。これらのご相談に加え、私がこれから力を入れていきたいのは、まだ元気なうちにその後の人生を安心して過ごせるようにお手伝いをすることです。遺言書の作成はそのひとつです。
遺言書というと財産が多い方が行うイメージをお持ちの方もいらっしゃいますが、相続税の申告が不要なご家庭でも遺産分割問題が発生することは珍しくないため、遺言書の作成は多くの方に関わりがある分野です。
過去に引き受けた案件でも、「遺言書を残してあれば、残された家族の苦労が軽くなったのでは」と思うことはよくありました。遺言書を書くべきか迷われたら、お気軽にご相談いただきたいと思っています。
ーー「遺言書を残してあれば、残された家族の苦労が軽くなったのでは」というのは、たとえばどんなケースでしょうか。
実際にご依頼を受けたケースで、お父さまがお亡くなりになり、一緒に暮らしていた息子さんから相続に関してご相談がありました。実は、お父さまには疎遠となっているご親族がいらっしゃり、その方も相続人となっていたのです。
相続する財産のほとんどはご自宅の不動産で、疎遠となっている方の持分は大きく、息子さんがご自宅に住み続けるには対価となる支払いがどうしても必要となりました。不動産の価値がとても高かったため、結局、息子さんはお庭を売却してお金を捻出しなければなりませんでした。
このように遺言書がないと思いもよらないことが起こるものです。 相続人となる疎遠のご親族がいらっしゃる場合には、特に、遺言書を作っておくことが大事だと感じた出来事でした。
ーーその他、相続についてはどのような相談が多いのでしょうか。
近年、早い段階から「終活」を考える方が増えています。なかでも、お子さんがいらっしゃらなかったり、頼りたいご親族がいらっしゃらなかったりする場合、ご自身の死後の手続きや相続に不安を感じられている方はとても多いです。
人が亡くなると、病院や施設に費用を払ったり、各種の届け出をしたりといった、事務作業が多数発生します。そういった諸々の事務作業である「死後事務」は、当事務所でもお受けすることができます。 遺言書の作成とともに死後事務委任契約を結んでおくことは、大きな安心につながります。 法的なトラブルに発展していない状態でも、死後事務を法律事務所に相談できることは、是非みなさんに知っていただきたいですね。まだ元気なときから弁護士にご相談いただき、その後の日々を安心して過ごしてほしいと思い、取り組んでいます。
依頼者の希望や気持ちを大切に、解決策を提案
ーー依頼者のために心がけていらっしゃることはどんなことですか?
当然のことではありますが、依頼者の希望や思いを丁寧にヒアリングすることです。依頼者の話をしっかり聞き、ベストな解決を目指していきたいと思っています。
たとえば終活ひとつとっても、お一人おひとり、不安に思われている点は異なります。法律事務所でどんなことができるのか、弁護士に何を頼めばいいのか、わからない方も多くいらっしゃいます。
「こんなことを聞いてもいいのかな」と心配されている方もいらっしゃるため、まずはじっくりお話を伺うことを大切にしているのです。それぞれのニーズに合わせて、提案していきたいと思っています。
ーー今後の展望を教えてください。
引き続き相続、不動産、離婚の3つの注力分野を中心に、目の前の依頼者の問題に一つひとつ丁寧に対応し、経験を積み重ねていきたいです。
また、相続や終活のご相談につきましても、きちんとお話をお聞きして、一人ひとりに合った法律サービスを提案していきたいと思っています。依頼者の不安を払拭し、残る人生を安心して豊かにお過ごしいただけるよう、お役に立てたらいいなと思います。
ーー最後に法律トラブルを抱えて悩んでいる方へ、メッセージをお願いします。
とにかく気軽にご相談いただきたいですね。弁護士はお話を聞くことで問題を整理することができますし、法律上何ができるか、これから何をすべきかもアドバイスできます。まずは気軽にいらしてください。