わかりやすい説明をモットーに最善の結果を目指し尽力 一歩踏み出す勇気を持ち弁護士にアクセスを
職業見学をきっかけに弁護士の仕事に触れる
ーー弁護士を目指したきっかけや理由について教えてください。
高校の時、卒業生の職業を見学しに行くという授業があり、そこで初めて弁護士の仕事に触れました。事件の内容ごとに様々な知識を駆使しながら問題解決をはかることに対して、「おもしろそうな仕事だな」と思い、興味を持ちました。
また、私は理系科目が得意だったのですが、弁護士の仕事も論理的に話を進めていくことが求められる点で、理系の能力が必要です。そこにも魅力を感じましたね。
大学に進学後、法律について学ぶなかで、法的なものの考え方が自分に合っていると思い、弁護士を目指して本腰を入れて勉強を始めました。
難しい法律の話題をわかりやすく伝えたい
ーー注力分野とその分野に注力している理由を教えてください。
離婚、相続、借金の案件に注力しています。借金では特に、破産と個人再生に力を入れています。法人よりも個人の方からの相談が多いですね。
ーー仕事をするときに心がけていることは何ですか?
依頼者と打ち合わせをするときに、できるだけわかりやすく伝えることです。
口頭で伝えるだけではなく、ホワイトボードに手続きの流れを書き出したり、図を描いたりすることもあります。視覚的な情報が入ることで依頼者の理解がより深まりますし、メモを取っておけば後から思い返すこともできますよね。
依頼者は法律についてあまり知識がない方がほとんどです。難しい法律の話題について、どうすればより伝わる説明ができるか、常に考えながら対応しています。
自分がアクセスしやすい窓口から相談を
ーープライベートについても伺います。休日の過ごし方や趣味を教えてください。
休日は愛犬をドッグランで走らせたり、サウナに行ったりして、のんびり過ごしています。
お酒が好きで、ゆっくり晩酌する時間は至福の時です。大学の同級生が気仙沼で酒蔵を運営していて、そこの日本酒を定期的に注文し、家の冷蔵庫に常備しています。
ーー今後の展望について教えてください。
特に破産事件にやりがいを感じているので、引き続き力を入れていきたいです。最近は、裁判所から破産管財人(編注:破産手続きで財産の管理や処分をする権利を持つ者)の仕事も任されるようになってきました。
今後は法人の破産案件など、よりスケールが大きい事件を手がけたいです。法人の案件は、膨大な資料を精査して会社全体のこれまでの状況を理解し、その上で対策を練っていきます。他の案件とはまた違うやりがいがあると思うので、ぜひ取り組みたいですね。
ーー法律トラブルを抱えて悩んでいる人へメッセージをお願いします。
実は最近、私の親族が消費者問題に巻き込まれてしまったんです。インターネットで商品を注文したところ、初回は無料でしたが2回目以降は自動的に定期購入になるシステムで、キャンセルするために連絡しても、会社が応じてくれませんでした。
親族は「自分が注文したのだから仕方がない」と泣き寝入りしそうになっていたので、私が間に入って会社に連絡し、解約することができました。
このように、自力では対処できないことも、弁護士が入れば解決できるケースは多いです。
弁護士に悩みを相談するのはハードルが高いという声も聞きますが、皆さんが考える以上に、今は弁護士へのアクセスがしやすくなっています。
例えば、静岡県では自治会連合会と弁護士会が「自治会ホームローヤー制度(無料相談担当弁護士)」を始めました。これは、市民が各自治体の担当弁護士に電話で無料相談できる制度です。また、私が所属している事務所も無料相談を受け付けています。
一歩踏み出す勇気をもって、ご自身がアクセスしやすい窓口から、弁護士に相談してみてください。