依頼者の気持ちに寄り添った遺産相続を実現 丁寧な対話で導く最善のリーガルサービスを提供
遺産相続は財産を残す方の意思を大切に
ーー弁護士を目指したきっかけや理由を教えてください。
法学部に進学を決めたときは具体的な目標があったわけではないのですが、司法試験を目指す仲間と共に勉強しているうちに法律への関心が芽生え、法曹を目指すことにしたんです。
当時はロースクール制度がなく、司法試験は合格率の低い難関試験でした。しかも就職氷河期でしたので、「なんとしても受からなければいけない」というプレッシャーを感じながらの勉強でした。途中で挫折することなく弁護士になることができたのは、一度始めたことは最後までやり抜く意思があったからだと思います。
ーー注力分野を教えてください。
地域での需要が多いことから、自然と相続問題に力を入れています。相続は人間関係が色濃く出るがゆえに感情的な対立が生じやすく、相続に関する紛争で疲弊した依頼者を数多く見てきました。そうした方々の負担を少しでも軽減できるように、依頼者の気持ちに寄り添いながら法的サポートをしたいと考えています。
相続の相談で最近増えているのは、遺言作成です。高齢者からの相談もあれば、高齢の親を持つ子どもからの相談もあります。
私が遺言作成のサポートをする際に大切にしていることは「財産を残す人の意思がきちんと反映されているか」という点です。一部の相続人が自分にとって有益な遺言にするために、親を誘導しているようなケースもありますので、遺言者の意思であることをしっかり確認するようにしています。
また、遺言の内容によっては遺留分侵害などの争いが起こる可能性があります。遺言が執行された際にどのようなことが起こるか丁寧に説明した上で、最終的にどのような相続を希望するか聞くようにしています。
気持ちに寄り添った遺産相続で心身を支える
ーー仕事をする上で心掛けていることを教えてください。
依頼者が相談しやすい雰囲気づくりに心を配っています。弁護士というと、高圧的なイメージを思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれませんが、高圧的な態度では依頼者は本音を話すことができません。
本音を話していただくからこそ、依頼者の気持ちに寄り添った解決につなげられるのだと思います。依頼者の声にしっかり応え、気持ちを汲み取った解決をするためにも、丁寧な接客と分かりやすい説明で、気軽に相談してもらえるように心掛けています。
ーーこれまでの活動の中で印象に残っているエピソードはありますか。
両親を亡くした姉妹の相続争いが強く印象に残っています。私は姉から依頼を受け遺産分割に着手しました。預金や不動産などの財産分与に関してはスムーズに話を進めることができたのですが、姉妹はともに両親への愛情が深かったため、形見分けや仏壇をどちらの家に置くかなどの問題で衝突してしまったのです。
仏壇やお墓など祖先を祀るための「祭祀財産」は遺産分割の対象にならないため、法律で解決するのが難しい問題です。しかし私は、両親を亡くして悲しみを抱えた上に、妹と対立して精神的に疲弊している依頼者の力になりたいと思いました。
調整役として両者の話を聞きながら、お互いが納得のいく方法を探すことに尽力しました。その結果、時間はかかりましたが、姉妹がともに納得できる案で解決することができたのです。
事件終了後、依頼者からは「命の恩人です」と感謝の言葉をかけられました。法律の及ばない問題に取り組むことは苦労もありましたが、依頼者の安堵した表情を見て、努力した甲斐があったと思いました。
「どんな相談にも親身に」
ーー趣味や休日の過ごし方を教えてください。
音楽が好きで、大学生のときは軽音楽部で活動していました。今でも時間があるときはギターを弾いています。それから、弁護士になってからゴルフを始めました。
休日は子どもと一緒に公園で遊んだり、塾への送り迎えをしているうちに終わっていることが多いです。子どもがまだ幼いため、自分の趣味に費やす時間はなかなか取れませんが、余裕があるときはギターを弾いたりゴルフをしてリフレッシュしています。
ーー今後の展望をお聞かせください。
これまでと同じように依頼者に向き合い、どんな相談にも親身に応えていきたいと思っています。地域の方々が抱える悩みや問題を一つひとつ、丁寧に誠意をもって解決していくつもりです。
注力している遺産相続はもちろん、交通事故や離婚・男女問題、労働事件、刑事事件など幅広く対応し、「頼れる相談しやすい弁護士」でありたいと思います。
ーー最後に、法律トラブルで悩みを抱えている方にメッセージをお願いいたします。
法律事務所や弁護士に対して、敷居の高さを感じられる方もいらっしゃいますが、まずは気軽にご相談ください。私はスーツでビシッと決めた弁護士ではなく、カジュアルな服装と笑顔で依頼者をお待ちしています。
「弁護士に相談したほうがいいのだろうか」と頭をよぎったら、どんな悩みでもすぐに相談してください。はじめは電話でもメールでも構いません。相談していただければ、弁護士が対処したほうがいい問題なのかお答えすることができます。
解決の方法がわかれば、抱えている不安も軽くなるはずです。どうかご遠慮なく、なんでもお話ください。