相続分野を中心に「依頼者と一緒に考える」姿勢で取り組む 心の負担まで軽くする解決を目指して
裁判官から弁護士へ
ーー弁護士になられた経緯を教えてください。
約40年にわたって裁判官として勤め、定年を迎えて、弁護士にキャリアチェンジしました。
裁判官は、提出された資料や記録を通して事件に接します。一方、弁護士は自ら調査をしたり証拠を集めたりすることを通して、より直接的に事件や当事者とかかわります。
裁判官として働いていたときから、どのような状況で紛争が生じたのか、その「現場」に興味がありました。依頼者と直にコミュニケーションを取りながら、事件に深く関与できる弁護士の仕事には、裁判官とはまた違ったやりがいを感じています。
法的な解決とともに、心の負担も軽くする
ーー注力分野を教えてください。
様々な分野の事件を担当していますが、特に力を入れているのは相続関係です。すでに起きてしまった紛争の解決とともに、遺言書作成など、円満な相続のための対策にも取り組んでいます。
近年、民法の相続に関するルールが改正されるなど、相続分野の法律は大きく変化しています。変化の波に常に乗り、実情を踏まえて対応していきたいと考えています。
ーー仕事で心がけていることを教えてください。
依頼者がどんな部分で悩んでいるのかを丁寧に聞くことです。そして、専門家の立場でアドバイスしながら、解決に向けた道筋を、順序を踏んで一緒に考えるようにしています。
弁護士は法律の専門家ではありますが、だからといって、依頼者に「こうしなさい」と一方的に押し付けるようなことはしません。
理想は、依頼者自身が考え、納得したうえで「私はこうしたい」と決断することです。そのために、依頼者の話をじっくり聞いて問題の根っこがどこにあるか説明したり、解決のための選択肢を提示したりすることを通して、決断するために必要十分な材料を提供していきます。
ーー先生が注力している相続分野では、精神的にナーバスになっている依頼者も多いと思います。
はい。相続は親族間という近い関係同士の紛争で、感情の対立が起きやすく、依頼者の精神的な負担はとても大きいです。
弁護士として、依頼者のトラブルを法的に解決することはもちろん、その方が抱えているモヤモヤや不安も解消できればと思っています。法的な解決と精神的負担の解消、この2つをトータルでおこなうことを念頭に置いて、1件1件の案件に対応しています。
明るい未来に向けて、依頼者とともに歩いていく
ーープライベートについても伺います。趣味や休日の過ごし方を教えてください。
趣味はマラソンです。これまで、随分とたくさんの大会に出てきました。外国の大会にも参加しましたし、東京マラソンも走りました。
休日は朝からジョギングをして、そのあとはクラシックやジャズを聴きながらのんびり過ごすことが多いですね。絵を描くことも好きで、時間があるときは油絵を描いたりしています。
ーー今後の展望を教えてください。
健康で働き続けられる限り、相続だけではなく他の分野の案件にも興味を持って取り組んでいきたいと思っています。
この仕事をしていて一番やりがいを感じるのは、事件を解決できたときと、依頼者の心の負担を軽くできたときです。どんなことに悩み、どういう希望を思い描いているのか。まずはお話を聞き、明るい未来に向けてできることをともに考え、歩いて行ければ幸せですね。
ーー法律トラブルを抱えて悩んでいる方へのメッセージをお願いします。
ひとりで抱え込まず、少しでも悩みがあれば、弁護士に相談していただきたいです。あなたの悩みをじっくりお聞きしたうえで、解決方法を一緒に考えます。
裁判官そして弁護士として長年司法に携わってきた経験を活かし、悩みを解決するためにできる限りの助言やサポートをさせていただきます。お気軽にご相談ください。