たなか あきとし

田中 彰寿 弁護士 プロフィール

所在地: 京都府 京都市中京区両替町通夷川上ル松竹町129
丸太町駅徒歩2分
受付時間
田中 彰寿弁護士 田中 彰寿弁護士

企業を創り,企業を育て,企業を守る。

弁護士法人田中彰寿法律事務所
弁護士法人田中彰寿法律事務所
弁護士法人田中彰寿法律事務所
40年以上の歴史をもつ、地元に密着した法律事務所です。

お客様のために全力で諸問題に取り組んでいます

昭和50(1975)年4月に京都弁護士会に登録して以来、弁護士生活も早や42年目を迎えます。大半の弁護士生活を中小企業の経営のために活動してきました。更生管財人や再生事案などの企業経営にもかかわってきました。

私が弁護士生活を送っている間,プラザ合意による円高への舵取り(1985)、バブルの発生と崩壊(1989)、そして失われた20年とまさしく戦後日本の発展と崩壊のなかで弁護士生活を送り、おもに中小企業の法的問題に立ち会い、多くの人たちの悩み事を聞いてまいりました。 その間、社会は大きく変化してきました。

弁護士は従来、裁判規範といわれる基本法を中心として法律業務をしてまいりました。ところが、近年、裁判所以外の場所での法律の問題、そこでの法律専門家としての弁護士への期待が以前より格段に広く、深くなってきています。こうした認識の下、弁護士が裁判規範の分野のみではなく消費者法、下請代金法、建設業法下請保護条項、民事暴力介入問題、クレーマー処理、労使の交渉、労災申請、行政庁による行政調査の立ち会い、登記事務、特許事務、高齢者との私的財産契約等々の多くの現場での分野へ関与をするべきだと思っています。

また、社会の主人公も大きく変化して非営利団体が社会経済活動の重要な要素をしめるようになり医療法人、社会福祉法人、協同組合、財団法人、宗教法人など様々な団体の要望に沿えるように努力しております。

私たちの事務所は、こうした社会の変化の中にあって5年前より「ワンコインセミナー(500円)」として企業経営に役立つ経営セミナー、法律セミナーやお寺様セミナーなどを企画し,お客様のために全力で諸問題に取り組んでいます。
発生した問題の解決に努めることはもとより、問題を未然に防ぎ、さらには、より積極的にお客様の舵取りのお手伝いをさせて頂きたいと思います。私たちの事務所は、そのために、法律問題のみならず、関わる社会経済の問題に興味をもち勉強していきたいと思います。

詳しい経営理念や10名の在籍弁護士につきまして,ウェブサイトをご覧下さい。

弁護士法人田中彰寿法律事務所

http://www.tanaka-law.net/

京都滋賀の企業のための法律業務支援サイト

https://mylawyer-kyoto.jp/

インタビュー

田中 彰寿 弁護士インタビュー
常に期待される人間でありたい

人の役に立つ仕事がしたい、大学在学中に司法試験合格

将来の自分の仕事について真剣に考え始めたのは、中学生の時だったと記憶しています。 人のため、社会のためになる仕事がしたいと思って、医者と弁護士の仕事に興味を持ちました。

医学部受験に必要な理数系の勉強も好きだったので、最後まで迷いましたが、仕事の自由度や仕事内容そのものが秘める可能性を考えると、弁護士の仕事の方が自分に合うだろうという結論に至りました。

弁護士になると決めて大学に入ったので、大学に入ってからはもう勉強するのみでした。

幸いなことに大学では、司法試験合格者や卒業生の現役弁護士が勉強を教えにきてくれたんです。一人で勉強するというよりは、みんなで切磋琢磨するという環境の中で勉強できたので、勉強が嫌だと思うことは一度もありませんでしたし、吸収も早かったですね。

そして、大学在学中に司法試験に合格。1975年に京都府で弁護士登録を果たしました。

やっと認められた“死後認知”

忘れられない事件があります。

あれは、たしか弁護士3年目くらいの頃です。 私が弁護士3年目というと、2018年の現在より40年以上も前ですので、随分昔のことになります。

一人の韓国籍の女性が事務所を訪ねて来たんです。 彼女には、北朝鮮出身の男性との間に授かった息子さんがいたんですが、父親である男性とは入籍をしていなかった。歴史的に見ても、ちょうど1970年代当時から婚外子の出生は増えているんですね。

彼女の相談内容は、「息子が進学したり学校生活を送ったりする中で不便を感じたので、息子には私の姓ではなく、父親の姓を名乗らせたい。父親は2年半前に亡くなっているのですが、なんとか父親の名字を名乗ることは叶いませんでしょうか」というものでした。

日本国内において、子から父親への死後認知請求が、父の死後3年まで有効であるということを知っていた私は、「そういうことなら、死後認知請求という手続きをしましょう」と、依頼を簡単に引き受けました。しかし、手続きを進めていくと、韓国法では死後認知は2年までしか認められていないことが判明したんです。

「これはえらいことになった」

本当にどうしようかと思いましたね。簡単な手続きで名字を変更できると思っていたし、依頼者にも「変更できるでしょう」と言ってしまった。

なんとかできないものかと、必死になって同業者や学生時代の仲間などに聞いて回りました。

すると、出版社に勤める友人が「名古屋にその分野に明るい先生がいるから、一度聞いてみてはどうか」と教えてくれました。すぐさま連絡を取り、相談。

貴重なアドバイスをいただくことに成功しました。

そして裁判所と交渉の末、死後認知が認められ、息子さんは父親の姓を名乗れることになりました。 大変お喜びになる依頼者の笑顔を見て、私も心から嬉しく思い、この仕事は人の人生を大きく好転させることができる、やりがいがある仕事だと再認識しました。

"寺子屋"の教え子たち

29歳の時、「京都市内の大学で月に一度、司法試験受験生に勉強を教えないか」というお話をいただいたんです。それはいい試みだと思って、すぐに参加することにしました。

でも実際にやってみると、月に一回程度の勉強会では、あまり意味がないと感じたんです。

そこで私は、生徒たちを集めて週に一回、事務所で"寺子屋"を始めることにしました。 どうしても弁護士になりたいという熱い気持ちを持つ学生を、私にできる形で応援したいと思ったからです。

実際に弁護士が仕事をしている法律事務所で受験勉強するこということは、受験生のモチベーション維持のためにも非常に効果的で、当事務所の寺子屋から、徐々に司法試験合格者が出始めました。合格者の中には、弁護士になったあと、当事務所の勤務弁護士になった人もいました。

法科大学院制度が始まってから、この寺子屋活動はだんだんと縮小しましたが、京都市内の弁護士の中には、私の"教え子"がたくさんいます。

いまでも年に一度は寺子屋メンバーで集まり、近況を報告しあっています。 教え子の活躍を見るのは、本当に嬉しいですし、大きな刺激にもなりますね。

弁護士は、法律を切り口にする“総合コンサルタント”

現在、私の仕事内容は、企業や労働に関するものがほとんどです。

中小企業の顧問業務をはじめ、クレーマー対策、中小企業庁との折衝など、さまざまな業務を担当しています。 歳を重ねるに連れて、経営に関するアドバイスをする機会も増えてきました。

仕事をする上での私のモットーは、幅広い知識をアンテナ高く収集し続けることです。

私は若い頃から、時間があるとあちこちへ出かけていって、いろんな人と会うようにしています。 法律とは全く関係のない商工会議所の会合や企業が主催する講演会などにも積極的に出向くことで、世の中の動向にもだんだんと詳しくなり、みるみるうちに人脈も広がりました。

また、書物から学ぶことも忘れてはいけません。

企業からの相談を受ける時に、その業界について、その会社について、どれだけ知っているかということは、とても大事なポイントです。

例えば、同じ労務に関しての相談でも、介護分野と芸能分野では、業界の抱える事情は明らかに違います。

どんな分野のご相談がきても、迅速かつ的確なアドバイスができるように、私は常日頃から、さまざまな分野の業界誌を取り寄せ、目を通すことにしています。

新聞も、ただ読むのではなく「この事件、自分に相談されたとしたらどんなアドバイスができるだろう」と意識しながら読みます。 本も週に3〜4冊は必ず読む習慣がついています。

このように通勤時間や移動時間も有効に使って、常に新しい情報や価値観をインプットしているからこそ、ここぞと言う時に有効なアドバイスを差し上げることができるのです。

「法律の専門家」ではなく、「法律を切り口にする総合コンサルタント」として幅広くみなさまのお役に立つためには、毎日の勉強が必要不可欠なのです。

雪に耐えて梅花麗し

弁護士になって40年以上。これまでさまざまな人に出会い、さまざまなトラブルを解決してまいりました。 トラブルの内容は、その時々によって千差万別ですし、そのトラブルを抱える関係者の辛さや苦しみも、時と場合によって異なります。

それでもこの40年の経験を経て、確かだと思うことが一つあります。

それは、「雪に耐えて梅花麗し」ということ。

この言葉は、西郷隆盛が残した言葉だと言われていて、「人間は苦難や試練に耐え、それを乗り越えた時に大きく成長する事ができる」とか「人間が大成するには何事も忍耐が必要」という意味です。

人の人生ほど、不確かなものはありません。 突然、想像を絶する試練に出会ったり、どうにも許しがたいことが起こるかもしれません。

でも、どうか負けないでください。 冬の厳しい寒さに耐えた花は、春になると大きく綺麗な花になります。

不安なことや実務的な質問があればいつでもご相談にいらっしゃってください。 あなたの人生にも、大きく綺麗な花が咲きますよう、私が全力でサポートいたします。

田中 彰寿弁護士の取り扱う分野

  • 企業経営は、様々なリスクへの対応を常にしておかねばなりません。そのために、顧問契約等を通じて、日頃から弁護士と意思疎通をして、共通認識を持ってください。
    相談料
    1時間1.1万円(税込)
  • 【2級建築士の資格保有】不動産問題は,法分野(取引か管理か相続か,設計の問題か建設業法の問題か等)が多岐にわたります。当事務所の10名の弁護士がサポートします。
    相談料
    初回相談無料
    その後1時間1.1万円(税込)
  • ◆弁護士11名在籍!即日弁護士が対応◆遺産分割、遺留分、遺言、生前贈与、共有物分割の実績多数。あなたの感情に沿った解決をめざします。◆相続発生前からご相談歓迎◆
    相談料
    【無料】相続に関しては複雑な内容も多く、まずはお気軽にご相談いただきたいので、無料としております。
  • 原因
    パワハラ・セクハラ
    給料・残業代請求
    労働条件・人事異動
    労災認定
    ※対応方針や料金は直接お問い合わせください
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  • 依頼内容
    自己破産
    過払い金請求
    ヤミ金対応
    任意整理
    個人再生
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  • 依頼内容
    医療過誤
    B型肝炎
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  • 事件内容
    死亡事故
    人身事故
    物損事故
    争点
    後遺障害等級認定
    過失割合
    慰謝料・損害賠償
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  • 原因
    不倫・浮気
    DV・暴力
    別居
    性格の不一致
    セックスレス
    モラハラ
    生活費を入れない
    借金・浪費
    親族関係
    飲酒・アルコール中毒
    請求内容
    財産分与
    養育費
    親権
    婚姻費用
    慰謝料
    離婚請求
    離婚回避
    面会交流
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  • 原因
    出会い系詐欺
    金融・投資詐欺
    訪問販売
    ワンクリック詐欺・架空請求
    競馬・情報商材詐欺
    ぼったくり被害
    霊感商法
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  • タイプ
    加害者
    被害者
    事件内容
    少年事件
    痴漢
    盗撮
    強制性交(強姦)・わいせつ
    暴行・傷害
    窃盗・万引き
    強盗
    横領
    交通犯罪
    覚せい剤・大麻・麻薬
    児童買春・児童ポルノ
    詐欺
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人物紹介

所属団体・役職

  • 2016年 4月
    近畿弁護士会連合会理事長(2016年度)
  • 2010年 4月
    京都府収用委員会会長(2013年3月まで)
  • 2005年 4月
    京都弁護士会会長(2005年度)
  • 1996年 4月
    京都簡易裁判所調停委員(現職)

所属弁護士会

  • 所属弁護士会
    京都弁護士会
  • 弁護士登録年
    1975年

主な案件

  • 不動産管理業者と顧問契約締結
    2018年
  • 製造小売業者と顧問契約締結
    2018年
  • 社会保険労務士事務所と顧問契約締結
    2018年
  • 電化製品製造業者と顧問契約締結
    2017年
  • 不動産賃貸業者(個人)と顧問契約締結
    2017年
  • スポーツ用品小売業者と顧問契約締結
    2017年
  • 不動産管理業者と顧問契約締結
    2017年
  • 旅行業者と顧問契約締結
    2017年
  • 自動車部品小売業者と顧問契約締結
    2017年
  • ホテル運営業者と顧問契約締結
    2017年

活動履歴

メディア掲載履歴

  • 『全国法律事務所ガイド2016』商事法務
    2015年 12月

著書・論文

  • 『建設業法による下請代金回収の理論・実務と書式』民事法研究会
    2011年 3月

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