不動産・建築の解決事例

長年処分ができなかった借地上の建物の任意売却を成功させ,かつ遅延損害金についても全額カットを実現した事案

60代 男性
この事例の依頼主 60代 男性

相談前の状況 相談内容
借地上の建物を所有しているが,退職と離婚に伴う資産,収入の減少で,住宅ローンを支払っていくのが困難である。
離婚して家が広いこともあり,売却しようと思っているが,底地が寺の所有であったり,保証金として多額の金員を差し入れていることの承継の問題もあるなど複雑な点も多く,複数の不動産業者が匙を投げてしまった。
他に資産が無いわけではなく,定期的な収入自体は一応あるため,破産はしたくない。

解決への流れ 受任後,債権者(3社)に連絡をとって事情を説明するとともに,すぐにフットワークが軽い不動産業者を手配し,現地を視察。
売却を進める上での問題点を洗い出し,関係者との交渉を進めながら,各債権者から任意売却の承諾を取り付け,販売活動を開始。
半年間位で買手候補が見つかり,無事に契約を取り付ける。
また,債権者と交渉を進め,元金の残額支払いを条件に,遅延損害金を全額カットするという成果を獲得することができた。

我妻 耕平 弁護士 我妻 耕平 弁護士からのコメント 問題が多く,単純な売却活動では処分が困難な不動産の任意売却の案件です。
今回は破産ができないという特殊事情がありましたので,同時に負債減額の交渉も必要になり,各関係者の利害に配慮しながらも迅速に処分をする必要があるという難易度の高い事案となりました。
協力関係にあった不動産業者がトラブル物件の扱いに慣れており,積極的に動いてくれたからこその成果だと思います。

我妻 耕平 弁護士
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