那知 哲 弁護士 インタビュー
弁護士を目指したきっかけ
もともと、困っている人を助けることや、社会の紛争を解決する活動に興味を持っていたのが弁護士を目指したきっかけです。具体的に弁護士という職業を意識するようになり、本格的に進路として目標にし始めたのは大学生のときでしたが、その後、20年ほど司法試験の勉強をした後に弁護士になりました。
今までの経験と現在の仕事内容
債務の問題、離婚や相続、売買賃借の事件、成年後見や、裁判員裁判になった事件など、民事事件、刑事事件ともに幅広い分野の事件を扱ってきました。中でも、個人や会社の破産、民事再生や財産の処理といった債務・借金に関する案件は、特にお受けする割合が大きいです。特定の分野に限らずお受けしてきたので、今まで扱ったことのない分野のほうが少ないくらいかもしれませんね。
印象に残っている案件(事件)
ある交通事故事件が印象に残っています。交通事故といっても珍しいケースで、私の依頼人はあるアメリカの協会でした。示談に向けて交渉をさせて頂いたのですが、契約書の内容や交渉の条件など、日本とは考え方が違う部分がたくさんあり、普段のやり方が通じない部分ばかりでしたが、そうした文化の違いが難しくもあり、また、とても面白いと感じた、印象的な事件でした。
弁護士としての信条・ポリシー
やはり、依頼者の方との関係についてはいつも意識しています。相談に来られるのは皆さん「困っている人」なので、そういった方々に対して自然と抱く「なんとかしてあげたい」「助けてあげなければ」という気持ちを大切にしたいと思っています。
もちろん、相手方がいることなので、完全に依頼者の方の希望を叶えて差し上げられない場合もあるのですが、そういった場合でも依頼者の方の話に耳をきちんと傾け、依頼者の方の気持ちになって物事を考える姿勢を常に意識しています。
関心のある分野
ある特定の分野を深く突き詰めたい、という意識はあまりありません。というのも、私がいる釧路は弁護士の数が決して多くないので、どんな分野の事件でも、相談があればお応えするのが役目なのです。
「どんな事件でもお受けする」「何でもやる」というのは大変なことではありますが、いろいろな事件を扱うからこそ、一つ一つの事件が新鮮で興味深いとも感じています。そういった、いろいろなものに触れられる楽しさというのも、弁護士としての生きがいのひとつだと思います。