佐藤 真吾 弁護士 インタビュー
弁護士を目指したきっかけ
当事者とともにたたかうことができるからです。釧路での司法修習中に、地方を走り回る弁護士の先生方をみて、弁護士になろうと思いました。
今までの経験
これまで事件受任した案件の種類は非常に多岐にわたっています。離婚、遺産分割、遺言、交通事故損害賠償、土地の境界問題、請負代金請求、建築瑕疵損害賠償請求、過労死事案での労災請求、賃金請求、残業代請求、建物収去土地明渡請求、請求異議訴訟、会社破産申立、DV保護命令申立などです。個人の債務整理や、それに伴う過払金請求などももちろんやっていますし、刑事事件や少年事件もやっています。
印象に残っている案件(事件)
原爆訴訟の北海道弁護団の一員として、お手伝いをさせていただいたことです。
原爆の被害にあい、原爆症の認定を受けた方は、法律で、医療費が全額国庫負担とされるとともに、医療特別手当(月額約13万円)が支給されます。ガンなどの重篤な疾病に罹患しますから、医療特別手当は、実際のところ、医療関係費として使われ、ご本人の手元に残るようなものではありません。
実際に被爆されているのも関わらず、法律の基準に満たないと行政庁から判断され、原爆症の認定を受けてしかるべきであるにもかかわらず、誤った判断により受けられなかった方々が大勢いらしたのです。この訴訟は、そうした方々への原爆症認定を求めて提起されたものです。
法廷で、広島に原子爆弾が投下されたときの様子について、当事者本人に尋問をさせていただいたのは今でも忘れられません。
仕事をする上で意識していること
依頼者の話しをしっかり聞くことです。依頼者の話したい話を聞くことは当然のことですが、重要な事実であるのに、依頼者が重要だとは思っていない事実関係を聞きそびれていないか、いつも意識しています。
関心のある分野
私が心の底から気の毒だと思う案件全て。弁護士も専門化されつつありますが、ごく一部の領域を除いて、どの弁護士でも扱えるとおもいます。分野というよりも、「気の毒な程度」で私の関心が動きます。もちろん、心の底から気の毒だ、とまでは思えなくても、きちんとお仕事いたします(笑)。