
苦境に立ちながらも懸命に前を向く人を支えたい〜依頼者のパートナーとして、明るい未来へ共に歩む
トラブルに遭った経験を、未来に活かせるように
ーー弁護士を目指したきっかけや理由を教えてください。
大学2年生の頃、自分の将来について考えた際に、「人に必要とされる仕事に就きたい」と強く思ったんです。
法学部に在籍していたこともあり、法律を使って人を助ける、弁護士の仕事に魅力を感じました。企業に勤めるより独立して働きたいという気持ちも強く、司法試験に挑戦して弁護士を目指そうと考えました。
それまではテニスサークルで活動したり、アルバイトをしたりしていましたが、弁護士を目指し始めてからは勉強漬けの日々を送りました。スーツケースに本を詰め込んで朝から図書館に行き、夜10時の閉館までずっとこもっているという、文字どおり陽の当たらない生活をしていましたね。
ーーどのような案件を手がけていますか。
離婚問題や交通事故、債務整理など幅広い分野の案件を扱っています。そのなかでも特に力を入れているのが労務問題です。使用者・労働者どちらからの相談にも対応しています。
働く時間は1日の大半を占めます。人生において労働は非常に重要なファクターです。そして、企業にとって一番大事なものは、やはり「人」です。いい人材が集まって、皆が気持ちよく働ける企業は必ず伸びていきます。
労務問題に取り組むことで、労働者が抱える悩みを解決して職場環境を改善し、企業やそこで働く人の発展に貢献できればと思っています。
ーー仕事をするうえで心がけていることは何ですか?
依頼者が「このトラブルを経験してよかった」と思って次に進めるようにすることです。
トラブルに遭うことで、依頼者は不安や恐怖といったネガティブな感情を抱えてしまいがちですが、最も大切なのは、その経験を未来につなげることです。
私の方で冷静かつ着実に事件を処理していくことで、依頼者がネガティブな感情から解放され、前向きな気持ちになれるようサポートしていきたいです。そして、未来に向けてすべきことを一緒に考えるパートナーとして関わりたいと思っています。
個人の方も、企業も、トラブルを経験したからこそ学べることは多くあります。いつまでもトラブルに囚われるのではなく、「この経験を糧に次に進んでいこう」と思ってもらうことを私のミッションとして、1つ1つの案件に取り組んでいます。
ーーこれまで活動してきた中で印象的だったエピソードはありますか?
印象的なエピソードはいろいろありますが、どの事件でも一番嬉しいのは、当初は不安でいっぱいだった依頼者が、解決への見通しが立ったことで安心して前向きになってくれたときです。
事件によっては、依頼者が難しい局面に立ち向かわなければならないこともあります。それでも懸命に前を向こうとする姿を見ると、私自身とても熱くなりますね。
弁護士は、先の見えない暗闇に光を与えられる存在だと思います。どんな事件でも、いつかは終わります。時間はかかるかもしれないけれど、必ず解決できます。大変な局面を乗り越えてよりよい人生を歩んでもらえるように、これからも依頼者を全力でサポートしていきたいです。
真剣に悩んでいる方の力になりたい
ーー先生の今後の展望についてお聞かせください。
依頼者にとって安心して相談できる弁護士であることが一番の基盤だと思っています。事件のことを最も知っているのは依頼者なので、トラブル解決に必要な情報を引き出すためには、話しやすさや、どんなことも聞いてもらえるという安心感がとても重要だと考えています。
そして、依頼者から聞いた情報を踏まえて、法律的な解決策をわかりやすく伝えることが、私たちの仕事です。
話しやすさや説明のわかりやすさといったコミュニケーションスキルは、常に磨いていきたいです。法律の知識についてもさらに深めて、よりお役に立てるサービスを提供できればと思っています。
ーー法律トラブルを抱えて悩んでいる方へメッセージをお願いします。
弁護士に対し、「相談しにくい」「敷居が高い」と思っている方は多いかもしれません。ですが私たちは、真剣に悩んでいる方の力になりたいと心から願っています。
できるだけ相談しやすい環境を整えてお迎えしますので、1人で悩みを抱え込まず、1日でも早く相談に来ていただければと思います。