「女性の悩みに寄り添いたい」 地元北海道で離婚問題をはじめ家事事件に注力
高齢者障害者支援や犯罪被害者支援にも尽力
ーー弁護士を目指したきっかけや理由を教えてください。
中学生の頃に読んだジョン・グリシャムの小説『評決のとき』がきっかけでした。その本に登場する弁護士が、人種問題など複雑な要素が絡んだ事件に挑み、被疑者・被告人の権利を守るために奮闘する姿に感動したのです。その時、「自分もこんな風に困っている人の力になりたい」と思うようになり、弁護士を目指すことにしました。
ーーもともと弁護士という仕事に興味があったんですか?
もともとというわけではありません。『評決のとき』を読んだのも、たまたま当時映画化されたので、映画を観に行く前に原作を読んでみようという気軽な思いつきからでした。しかし、弁護士という職業に魅力を感じて以降は、将来の目標であり続けました。
司法試験に合格し、修習を終えた後も、やはり弁護士が一番自分のありたい姿に近いと感じました。地元・北海道の地で、一人でも多くの困っている人々を救えるよう頑張っていきたいと思っています。
ーー注力されている分野を教えてください。
離婚問題をはじめとする家事事件、高齢障害者支援、犯罪被害者支援といった分野に注力しています。
離婚問題に注力するようになったきっかけは、最初に勤務した事務所がその分野に注力していたので、自然と取り組む機会が多かったということもありますが、もともと家庭内の問題や女性や子どもの権利擁護に関心があったということもあります。
今では親権問題や熟年離婚など、様々な問題を相談されます。また、女性が離婚後の生活について不安を抱えていることが多いため、養育費や財産分与について具体的な金額を提示し説明するよう心がけています。女性からのご相談が多く、同じ女性として、女性の抱える悩みに共感し、それに寄り添った対応ができるよう努めていますが、もちろん男性からのご相談もあります。
高齢者障害者支援としては、所属している札幌弁護士会の委員会活動を中心に、成年後見その他の高齢者障害者の権利擁護に取り組んでいます。高齢化が進む現代の日本においては、身寄りのない高齢者の方なども安心して人生を全うできるよう、弁護士として少しでも力になりたいという思いで注力しています。
また、犯罪被害者支援も同様に、札幌弁護士会での委員会活動を通して取り組んでいます。弁護士の役割というと、弁護人としての活動が強く意識されがちですが、犯罪被害に遭った方々の支援にも目を向けるべきだと考えています。警察にこれから被害届を出そうと考えている方や、捜査段階で相手方から示談を持ちかけられたがどうしたらいいか分からないという方、裁判に向けて準備をしたいという方など、様々な状況にある被害者の方々を包括的に支援する活動を行っています。
親しみやすさと傾聴力が強み
ーー仕事をするうえで心がけていることは何ですか?
私が一番大切にしているのは、相談に来られた方が安心して自分の話をすることができる環境を作ることです。特に家庭の問題というのは、毎日のことなので精神的な負担が重く、深刻な悩みを抱えていることが多いと思います。だからこそ、私は相談者の話にじっくりと耳を傾け、その気持ちを理解できるよう努めています。そのうえで、弁護士として法律に基づいたアドバイスをし、解決策を考えるようにしています。どんな選択が相談者にとって最良な結果につながるか、共に考えながら進めていくことが大事だと思っています。
また、当事務所のホームページを作るにあたって、親しみやすさや柔らかさを感じていただけるような色合いやデザインを選びました。どんな悩みでも、気軽にご相談いただけたら嬉しいです。
早期の相談が、精神的な負担を大きく和らげる
ーー休日の過ごし方やご趣味を教えてください。
学生の頃からずっと読書やドラマ鑑賞が趣味で、ミステリーやノンフィクションなど様々なジャンルの本やドラマを観るのが好きです。最近では、健康維持やスタイルアップのためにピラティス教室やジムに通っています。ピラティスはそれほど激しい運動ではないので、取り組みやすくて気に入っています。
ーー法律トラブルを抱えて悩んでいる方へメッセージをお願いします。
何か問題に直面して、「そもそもこんなことを弁護士に相談していいんだろうか」と思ってしまう方は少なくないと思います。しかし、相談を躊躇している間に、問題がどんどん大きくなって、最後には手が付けられないことになってしまうこともあります。早めに対策を立てることで、心の負担もぐっと軽くなると思います。ですから、少しでも悩みがあるなら、ぜひご相談ください。一緒に問題を解決していきましょう。