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【成年後見・親族間紛争・囲い込み・相続問題先取り紛争】高齢者と同居している子が、高齢者を囲い込んで財産を自由に処分している案件

50代 男性
この事例の依頼主 50代 男性

相談前の状況 認知症の父親の財産が同居する長男によって、勝手に処分されています。父親は長男によっていわゆる「囲い込み」をされ、面会もできません。このままでは財産が全て無くなってしまいます。どうしたらいいでしょう。

解決への流れ 父親や長男に対して、親族間紛争に関する調停の申立ができるということが分かりました。一度申し立てて解決の糸口にしてみます。

髙橋 智 弁護士 髙橋 智 弁護士からのコメント ①本来は、成年後見制度を利用して、父親の方の財産管理能力に合わせて、後見、保佐、補助などの手続を開始し、父親の財産管理能力を補っていくという必要があります。
②財産が大きい場合には、第三者の弁護士が成年後見につくことが多く、そうすれば、財産管理は透明化します。また、親族が成年後見人についても、裁判所に報告をする必要があるのでやはり透明化します。
③問題は、他の兄妹の方々も父親に対する成年後見開始を申し立てできるのですが、医師の意見書が必要なため、父親を精神科などに連れて行けないときは、成年後見開始を申し立てできません。
④そこで、父親の財産管理を健全に行い、後の相続問題に発展させないため、父親や長男を相手に親族間紛争に関する調停を申し立てるという手段があります。
⑤父親を家庭裁判所に呼び出してもらい、調停委員に父親の意思能力を確認してもらうことも大事です。
⑥日本では、親族間のことは、父母の生前に冷静に話し合うことができず、父母が亡くなってから一気に不満が噴出して、憎しみ合うという悲惨な事件が多いと思います。是非、家庭裁判所の手続を利用してもらいたいと思います。

髙橋 智 弁護士
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