「弁護士の仕事は、依頼者の笑顔を回復すること」不安な気持ちに寄り添い、どんな事件も戦い抜く
依頼者の納得感を大切に、事件解決をサポート
ーー弁護士を目指したきっかけを教えてください。
大学4年生のときに、法科大学院制度が創設されたことがきっかけです。周りに法律家を目指す人が多く、私も彼らに影響されて司法試験に挑戦しようと思い、法科大学院に進学しました。
大学時代は合気道部に入って練習に打ち込んでいました。団体戦で先鋒を務めて全国大会で優勝いたしました(地方予選はないのですが)。本格的に司法試験の勉強を始めたのは、法科大学院に入ってからです。
ーーどのような相談が寄せられますか。
離婚と相続、交通事故の相談が多いです。
刑事事件も注力分野のひとつです。2019年に無罪判決を獲得して以来、積極的に取り組んでいます。
ーーお仕事をするうえで心がけていることを教えてください。
まず、依頼者の話にじっくり耳を傾けて、共感することです。そして、依頼者の利益の最大化を追求するべく知恵を絞り、足を使って証拠をかき集めることを心がけています。
依頼者の利益を実現することが難しいと思われる事件については、その見通しについて丁寧に説明したうえで、依頼者の損失を最小限に抑えられるように戦略を練ります。
利益を実現できそうな事件でも、決して見落としなどがないように慎重に事件処理をおこないます。どのような事件を手がける際にも、とにかく手を尽くすということを大切にしています。
ーー印象に残っている事件やエピソードを教えてください。
弁護士になって最初に受任した事件です。非常にインパクトがあり印象に残っています。
依頼者は家賃滞納で家を追い出されそうになり、「今すぐに退去はできない。何とかしてくれ」ということで私のもとに相談に来ました。話を聞いて、ひとまず、退去するまでの段取りを大家さんと相談しようと考えました。ところが、相談の当日に大家さんが依頼者の家に乗り込み、部屋のドアを外しに来ました。
1月の北海道は極寒です。ドアを外されたら大変なことになります。慌てて現場に駆けつけて、「違法だから直ちにやめてください」などと説得しつつ、大家さんと言い合いになりました。最終的には、2〜3日以内に引っ越すということで納得してもらえました。
当時は弁護士になりたてだったこともあり、「人に深く関わる弁護士の仕事は、大変なんだな…」と痛感しました。
ーー弁護士としてやりがいを感じるのはどんなときですか?
もっともやりがいを感じるのは、依頼者に満足していただける解決ができたときです。
最後に依頼者から「ありがとう」という言葉をもらえたときは、事件に関わって本当によかったと思い、非常に嬉しくなります。
一方で、法的には筋が通っているけれど証拠が少なく、解決に時間がかかる事件を手がけることにもやりがいを感じています。
このような事件は、弁護士がどれだけ努力するかで結果が大きく左右されます。手を尽くして証拠を集めた結果、こちらに有利な判断が下ったときの嬉しさは、何にも変えがたいです。
「この弁護士に頼んでよかった」と思ってもらえるように
ーー趣味を教えてください。
趣味は合唱と将棋です。
高校時代は合唱部で、全国大会に出場したこともあります。現在も社会人の合唱サークルに入って歌い続けています。
将棋は、弁護士会にある将棋部で月に1回対局しています。高段者が何人もいるので、全然勝てないんですけどね(笑)。
ーー今後の展望を教えてください。
一つひとつの事件にきちんと取り組み、依頼者に満足してもらえる結果が得られるように努力していくこと。それしかありません。
最近は企業からのご相談が増えています。個人だけではなく、法人の依頼にもきちんと対応していきたいと思っています。
ーー法律トラブルを抱えて悩んでいる方へのメッセージをお願いします。
弁護士に依頼をすることで、安心できる、安心していいんですよ、と伝えたいです。
トラブルが解決した後に、「依頼してよかった」「相談してよかった」と言ってくださる方は、みなさん笑顔なんです。そんな表情を見ていると、弁護士の仕事は、依頼者の笑顔を回復するお手伝いだとしみじみ思います。
依頼者が「この弁護士に頼んでよかった」と心から思えるような仕事ができるように、今後も頑張ります。