40年を超える経験と豊富な実績から最適な解決策を提案する
「社会で自分は何ができるか」法律を学びながら将来を考えた大学時代
ーー弁護士を目指したきっかけや理由を教えてください。
私は福岡で生まれ育ち、大学進学を機に鹿児島で生活を始めました。大学では法律や社会の仕組みを学びました。当時は、大学紛争が最高潮の時代でした。社会そのものも混沌とした時代だったように思います。
これから社会に出て生きていくうえで自分には何ができるのか――。そんなことを考えながら学生生活を送るなかで、法律を使って社会の問題に立ち向かう仕事をすることが、自分に合っているのではないかと思うようになりました。
弁護士になり、社会のさまざまな現象や課題に対して、法律を駆使して立ち向かいたい。そう考えて、司法試験に挑戦することにしました。
このときの気持ちは、弁護士になった今も忘れていません。
ーーどんな学生時代を過ごしていましたか?
「社会科学研究会」というサークルに入り、仲間たちと、社会という現象のもつ根元的な問題で、議論を交わしていました。
社会について勉強し議論する日々を通して、社会を見るときに必要な、人間としての素直な情感の大切さを知りました。当時の経験は今もとても役立っています。
学業では時間を惜しんで法律を学び、サークルでは広い視野の中で人から教えてもらいました。大学4年間はよく勉強したと思います。
主軸は不動産問題と刑事弁護。新たな分野の相談にも積極的に対応
ーー注力分野と注力されている理由を教えてください。
最も得意で依頼も多いのは不動産分野です。個人的にも興味がある分野で、意欲的に取り組んできました。
私は、法律の条項は数学でいう公式のようなものだと思います。
学生の頃から数学が大好きでした。公式を使って解に近づく過程は、パズルを解くおもしろさがあります。この過程は、弁護士が対面する問題を解決しようとするときと、同じようなことなのです。複雑に絡み合った問題を、法律という公式を使って着実に解決に導く。これが弁護士の仕事です。
不動産分野は、土地や建物の登記、売買、相続など様々なケースがありますが、権利関係が法律で明確に定められていますので、数学のように法律という公式を使って、解決にまでたどり着く、その過程がほんとうに興味深いのです。そこにやりがいと面白さを感じ、特に積極的に取り組んできました。
刑事事件も注力分野です。私は、弁護士会の国選による被疑者弁護制度の創設にかかわったことから、これまでたくさんの刑事事件を知る機会がありました。長年の経験から、解決に導くための方法を豊富に承知しています。あらゆるパターンの事件を着実に対応できることに自信があります。
ーー注力分野以外の相談は受け付けていますか?
はい。特に担当しないという分野はありません。注力分野以外の相談も、とても新鮮です。弁護士経験44年の今でも、解決したいという意欲を刺激されます。
最近増えているのは、著作権、雇用、交通事故、年金の相談です。間口を広げて意欲的に取り組んでいます。初めてのテーマでも、依頼を受けたら全力で対応しています。新しい法律パズルの問題にとり組んで、その成果が出たときの喜びはひとしおです。
ーー事務所の特徴は何ですか?
依頼者の負担を考え、常に低廉な費用になるよう配慮していることでしょうか。初回の相談で必ず、解決への見通しと費用の金額を伝えています。福岡の地で開業して44年経ちますが、この間の物価の上昇にもほとんど影響されないで経営を続けてきました。
ーー弁護士として活動してきた中で、印象に残っている出来事を教えてください。
不動産分野の事件において、最高裁判例を2つ勝ち取ったことが印象に残っています。得意な分野の判例で、それも2つ。本当に嬉しかったです。
刑事事件の分野では、2007年に起きた長崎市長射殺事件において、国選弁護人として控訴審を担当して、一審の死刑判決を破棄する結果を得たことも印象深いです。
法律が大きく変わる時代へ。新しい「公式」を身につけ、信頼される弁護士でありたい
ーー休日の過ごし方やご趣味を教えてください。
最近の楽しみはもっぱらゴルフです。ただ、なかなか進歩しないものですね(笑)。「もうちょっとできるんじゃないか」と自分に期待をしながら続けています。
ゴルフで嬉しかったのは、1年ほど前に、所属するゴルフクラブのコンペで優勝したことです。本当に嬉しかったので、記念品の楯を事務所に飾っているんですよ。70代になっても楽しい趣味があるのは幸せです。もう少し上達することを期待して、今後もこれに励みたいと思っています。
ーー今後の展望についてお聞かせください。
今、法律そのものが大きく変わってきています。民法が120年ぶりに改定され、2020年4月から施行されました。目下の目標は、今までの経験を活かしながら、法律の変化にしっかりついていくこと。そして、新しい法律や制度を漏らさずに把握し、新しい「公式」として身につけていくことです。「中島に頼んでおけば大丈夫」と信頼していただけるように取り組んでまいります。
ーー法律トラブルを抱えて悩んでいる方へメッセージをお願いします。
抱えている悩みや困りごとには、解決方法が必ずあります。法律のアプローチでどういう解決策があるのか。はたまた法律ではほんとうに解決できないのか。弁護士に相談すれば、きっとよいアドバイスをしてくれるはずです。まずは一度、ご相談ください。