医療問題の解決事例
  • 医療過誤

病院での採血時に神経損傷が生じ、腕に痛みが残った事案

この事例の依頼主 年齢・性別 非公開

相談前の状況 病院での採血時、左腕の手首付近の血管から採血を行うことになったが、針の刺入と同時に強い痛みが生じ、指先の痺れも感じるようになった。すぐに看護師に申し出たが特段の対応はされなかったため、その日のうちに別の病院を受診したところ、右橈骨神経損傷と診断された。
他の弁護士が訴訟外で損害賠償請求を行ったが無責との回答であったため、当事務所に委任され、訴訟を提起した。

解決への流れ 訴訟において、相手方病院の過失を前提とした勝訴的和解が成立。

高木 士郎 弁護士 高木 士郎 弁護士からのコメント 採血や点滴の際に、誤って神経を損傷してしまうことがあります。
本件では、右橈骨神経に近い手首からの採血を行った事例であるところ、ガイドライン等で手首の橈骨付近の静脈は、近傍を橈骨神経の浅枝が走行しているため、そこからの採血は避けるべきとされていることを強く主張したことが過失の有無の点では有効であったと思います。
また、被害者ご本人が、痛みを感じた後すぐに別の病院で診断を受け、その後も通院加療をされていたことが、過失と後遺障害の因果関係の点で有利に働いたと思います。

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