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SEALDs解散会見「市民の政治参加は始まったばかり」デモの日々を振り返る
解散会見にのぞむSEALDsのメンバーたち

SEALDs解散会見「市民の政治参加は始まったばかり」デモの日々を振り返る

安全保障関連法の廃止を訴える国会前デモなどで注目をあつめた学生団体「SEALDs」(シールズ)が8月16日、東京・永田町の衆議院第二議員会館で解散記者会見を開いた。シールズの創設メンバーで、中心的な存在だった奥田愛基さんは「日本はこのままでいいのか、という問いは残りつづける」と話した。

この日の会見には、20名以上のメンバーたちが出席して解散について、それぞれの思いを語った。創設メンバーの一人、牛田悦正さんは「ぼくは元々、デモに批判的だったが、気付いたらマイクを持ってコールしていた」と振り返りながら、「シールズは解散するけれど、市民の政治参加を当たり前にするのは始まったばかり。シールズが終わっても、国民一人ひとりが担っていくべきだ」と語った。

シールズは昨年5月、安保関連法成立の反対する10代、20代の学生たちが中心となって結成。若者らしいリズムを取り入れたコールや、スタイリッシュな写真・映像をつかったSNSで注目をあつめた。今夏の参議院選挙では「野党共闘」の実現を呼びかけた。「終戦記念日」の8月15日を区切りとした「解散」を発表していた。

(弁護士ドットコムニュース)

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