レッグウェアメーカー「アツギ」のエックス(旧ツイッター)公式アカウント( @ASTIGU )が、黒いタイツを「芋くさい」と投稿し、批判が殺到している。
問題の投稿は、現在削除されており、アツギは「配慮に欠ける表現があった」として謝罪した。
⚫️「黒ストッキングの透け感が嫌だから黒タイツを使ってるのに」
アツギは、ミニスカートの女性の寒さ対策として、自社商品のベージュのタイツと黒いストッキングを二重に履くことを提案する宣伝動画を制作し、エックスに投稿した。
その際に、「黒いタイツを履くと芋くさくなる人」などと呼びかけ、透ける黒ストッキングの着用を勧めていた。
問題の投稿(エックスより)
このことから、「黒タイツを使っている人に失礼」「黒ストッキングが透けるのが生々しくて嫌だから、黒タイツを使ってるのに」「昭和の感覚」「二重で履くと蒸れる」など女性を中心にSNSでは批判の声が上がった。
アツギは11月17日午後、エックスの公式アカウントで「広告表現に関するお詫び」として、次のように謝罪した。
「X(旧ツイッター)の弊社公式アカウント @ASTIGU から配信した投稿文に、配慮に欠ける表現がございました。謹んでお詫び申し上げるとともに、当該広告ポストは削除いたしました。なお、広告動画に出演している方には一切の非はございません。重ねてお詫び申し上げます。」
広告表現に関するお詫び pic.twitter.com/Adgtx5SdMU
— アスティーグ (@ASTIGU) November 17, 2023
アツギは2020年にもタイツの広告企画で、炎上していた経緯がある。
この企画は、「#ラブタイツ」というハッシュタグとともに、30人のイラストレーターがタイツを履いた女性のイラストを投稿したもので、中にスカートを持ち上げているポーズをしていたり、短いスカートを着用して下着が見えそうなものが含まれており、「タイツを履いた女性を性的な目で見ている」といった批判の声がSNSで上がっていた。
今回の投稿についても「透けるタイツを勧めるところは、 #ラブタイツ の頃から体質が変わっていない」といった批判がSNSで寄せられていた。