2019年10月03日 09時46分

10月でも暑い「クールビズ延長」求める声、環境省は「各自判断で延長を」

10月でも暑い「クールビズ延長」求める声、環境省は「各自判断で延長を」
画像はイメージです(xiangtao / PIXTA)

10月になったというのに暑い日々が続いている。10月1日は東京、大阪、名古屋などを含む多くの都市で最高気温が30度を超えた。

一方、環境省が発表している「クールビズ」の実施期間は5月1日から9月30日まで。期間は企業の自由だが、同省にならって10月1日から背広にネクタイ着用としているところも一定数あるようだ。

ネットでは「クールビズ延長してくれ」「期間で服装決めるってバカなのかな」といった声も上がっている。

環境省の担当者は、「公表しているのはあくまで推奨期間。気候には地域差もある。各自の判断で取り組んでほしい」と話す。ちなみに同省内では、10月に入ってからもクールビズの職員もいるのだという。

環境省「2019年度(平成31年度)クールビズについて」より 環境省「2019年度(平成31年度)クールビズについて」より

●いきなり懲戒になる可能性は低い

ネットには、会社のクールビズ期間は終わったが、軽装で出勤しても何も言われなかったという投稿もある。とはいえ、会社のルールに背くのは怖いという人も多いだろう。

自主的にクールビズを続けたことで、不利益を被ることはありえるのだろうか。労働問題にくわしい大久保修一弁護士は次のように話す。

「従業員が守るべき『服務規律』といったルールとして、従業員の服装について定めている会社はあります。まずは、自社において服装に関するルールが明確に定められているのか、そのルールの内容はどのようなものなのかを確認するといいでしょう。

もし、会社におけるクールビズ実施期間が、環境省推奨の期間と同じものとされていたとしても、10月に入ってからも軽装で勤務したことを理由として、直ちに懲戒処分することは懲戒権の濫用になり、許されないでしょう。

気候の地域差があることはもちろん、身だしなみとして求められる服装は仕事によっても違うといえます。ケースバイケースですが、服装についてのルールに疑問を持ったら、一度、同僚や会社と話し合ってみるのが無難でしょう」

クールビズを導入できたということは、本当は背広やネクタイがなくても、仕事に支障はないということだろう。会社の決まりだからと諦めず、相談してみることが重要なようだ。

情報をお寄せください!

弁護士ドットコムニュースでは「LINE」で情報募集しています。働いていて疑問に思ったことや、法律に関するトラブルなど、弁護士ドットコムニュースの記者に取材してほしい社会問題はありますか。

以下からLINE友だち登録をして、ご連絡ください。

友だち追加

[弁護士ドットコムからのお知らせ] アルバイト、協力ライター募集中!

弁護士ドットコムニュース編集部では、アルバイトや協力ライター(業務委託)を募集しています。正社員、契約社員の編集スタッフも募集中です。

詳細はこちらのページをご覧ください。
https://hrmos.co/pages/bengo4/jobs/0009608

バナーの画像、書かれている内容は「あなたの体験を記事にしませんか?体験談募集」