インスタントカップやきそば「ペヤング」にゴキブリとみられる異物が混入していた問題で、製造・販売元の「まるか食品」(群馬県伊勢崎市)は12月4日、商品を自主回収することを発表した。問題となった商品と同じ日に、同じラインで製造された商品を回収するという。
同社はウェブサイトで「お詫びと商品自主回収のお知らせ」と題した案内文を公表した。「通常の製造工程上、このような混入は考えられない」としつつも、「食品の安心、安全の観点から万全を期すため」自主回収する、と説明している。
対象となるのは、「ペヤング ハーフ&ハーフ激辛やきそば」と「ペヤング ハーフ&ハーフカレーやきそば」の2種類で、いずれも賞味期限が2015年5月9日のものだ。
また、同社はウェブサイトで「伊勢崎保健所へ報告の上、外部分析機関への委託も含め現在社内で調査中であります」と報告。「消費者の皆様には多大なご心配とご迷惑をおかけしますことに対し、心よりお詫び申し上げますとともに、今後とも品質管理体制を一層強化してまいります」とコメントしている。