『セクシー田中さん』の原作者で、漫画家の芦原妃名子さんが亡くなったことを受けて、公益社団法人「日本漫画家協会」は1月30日、公式X(旧ツイッター)で追悼のコメントを掲載した。また、契約などで悩みのある漫画家に向けて、協会に相談するよう呼びかけた。
ドラマ『セクシー田中さん』は昨年10月から12月まで、日本テレビ系列で放送されていたが、原作者の芦原さんは、脚本をめぐるトラブルがあったことをSNSに投稿していた。
日本漫画家協会の投稿は以下の通り。
「この度の訃報に接し、ご親族、関係者の皆様に心よりお悔やみ申し上げます。会員の皆様は、契約等のお悩みがございましたら協会までご相談ください。専門知識、または経験則のある人間が対応いたします」
この度の訃報に接し、ご親族、関係者の皆様に心よりお悔やみ申し上げます。
— 日本漫画家協会公式 (@mangaka_kyokai) January 30, 2024
会員の皆様は、契約等のお悩みがございましたら協会までご相談ください。専門知識、または経験則のある人間が対応いたします。
※会員の方で事務局のメールアドレスが不明の方は、DMにてお問い合わせください。
また、芦原さんの投稿をきっかけに、作品の映像化に関する原作者の権利について議論が活発化している。
映像化作品と原作は別物ですから、原作どおりにつくる必要はないというのがわたしの持論です。が、原作者には自作を自作たらしめている譲れない一線というのがあり、そこだけは残してもらわなくてはいけません。それが無理なら、勝手に、少し似ているオリジナル作品をつくってくださいとなります。
— 高千穂遙 (@takachihoharuka) January 29, 2024
失礼ながら引用させていただきます。
— 森川ジョージ (@WANPOWANWAN) January 29, 2024
このような意見が散見されますがすでにガイドラインはあります。
日本では原作者が【絶対】です。
何故なら作品と作品を愛する人達やその環境を守れる戦いができるのは原作者だけだからです。… https://t.co/ZqMqfcJuHo
小説や漫画を実写化、アニメ化する際にはメディアの違いというものがありまして、丸切りそのままというわけにはいきません。
— 弓月 光 (@h_yuzuki) January 30, 2024
それでもその作品の根本となるテーマやキャラクターの性格等には最大限敬意を払うべきものです。…