法務省は9月6日、2022年の司法試験に1403人が合格したと発表した(前年は1421人)。合格率は前年比4.0ポイント増の45.5%(受験者数ベース)だった。
受験者数は前年より342人減少して3082人(出願者3367人)。1次選抜である短答式試験には、2494人が合格していた。
合格者は男性1014人、女性389人。平均年齢は28.3歳。最年長が68歳で、最年少が18歳だった。
合格者数を法科大学院別にみると、京都大が119名で最多。続いて東京大117名、慶應義塾大が104人、早稲田大104人、一橋大66人だった。
合格率では、京都大が68.0%でトップ、次に東京大が60.9%、一橋大が60.0%、慶應大57.5%、東北大56.3%と続いた。
法科大学院を修了しなくても受験することができる予備試験を経由した合格者は395人(男性313人、女性82人)で、合格率は97.5%だった。
司法試験の合格者数と合格率の推移