公開データやグラフに著作権はある?引用と加工のルール解説

公開されている統計や数値をもとに独自のグラフや図表を作成したところ、元データに著作権があると言われて戸惑うことがあります。この記事では、データや事実そのものと創作的な表現との違いを整理し、グラフに著作物性が認められるのはどんな場合かを解説します。あわせて、引用のルールや出典の書き方、色やデザインの変更・翻訳に潜むリスク、公的機関の資料や利用規約を扱う注意点まで確認できます。

グラフやデータに著作権はある?

公開されている数値や統計をもとに独自のグラフや図表を作ったとき、そこに著作権が生じるのかは気になるところです。著作権は創作的な表現を守るものであり、データや事実そのものには権利が発生しないと整理されています。このセクションでは、グラフ・図表・統計に著作物性が認められるのはどんな場合か、編集著作物との違いも含めて基本から確認していきます。

独自制作するグラフや図表の著作権について

相談者
797486さんの相談
投稿日:

現在、仕事の関係でグラフや図表の作成を行いWEBに公開しています。
厚生省や国交省、国税庁などなど、基本的には作成するグラフや図表は公的機関の情報を基にしており、これまでに作成したグラフや図表の販売ができないか考えています。

そこで2点確認したいことがございます。

1.
データ元となる機関(一般企業含む)の著作権に関する情報を確認すると、「引用や出典の表記をすれば自由に使ってよい」としていたり、「必ず一報ください」と記載されていたりと著作権に関する姿勢や考え方が違うようです。
当然、グラフや図表をそのまま使うなら引用や出典の表記は必要ですが、公開されている数字を基にして独自にグラフや図表を作成して公開、または販売することは著作権に違反しますでしょうか?
「データ元」などと記載すれば公開だけでなく、販売も可能でしょうか?

2.
上記1にあるとおり、データを公開する機関(一般企業含む)によって、著作権に対する姿勢や考え方が違うように見受けられます。
「著作権法その他法令で認められている場合を除いて無断使用は禁ずる」と表記されていることがほとんどですが、稀に「データ使用の一切を禁ずる」とまるで引用や出典すら認めないともとれる記載をしている企業もあります。
そもそも、自身で収集したデータではなく第三者がWEB上で公開しているデータを使用して独自にグラフや図表を作成し、これを公開や販売することは何か法に触れるのでしょうか。
著作権と言うより知的財産権か何かでしょうか?

どうにか自身で作成したグラフや図表を有効活用したいと考えていますので、アドバイス等含めご教示いただけると幸いです。
宜しくお願いいたします。

データの著作権についての質問です。

相談者
39213さんの相談
投稿日:

塾のホームページや書籍で発表されている偏差値の平均を計算し、自分のホームページに載せることは著作権に違反しますか?

参考情報として、ホームページには広告を載せています。



自分なりに調べたところ、偏差値には著作権が発生しないと解釈しました。

参考にしたサイト
http://www.cric.or.jp/db/article/a1.html
http://www.saegusa-pat.jp/copyright/cr_001.htm



法律上、問題無いでしょうか?

回答よろしくお願い致します。

著作権の発生について

相談者
89587さんの相談
投稿日:

著作権について著作権関連の本で調べて勉強しているのですが著作権に対する見解が間違っていないか心配なので念のために質問します。

まず著作物とは「思想や感情を創作的に表現したものであって、文芸、学術、美術または音楽の範囲に属するもの」と定義されています。そのため他人の書いた本やWebページの文章を無断でそのまま転載したり要約して載せたりすると元の表現に依拠しているため著作権侵害になると考えられます。

ただし、事実やデータそのものは著作物ではないので本やWebページから情報を集めて事実のみを読み取って(参考にして)自分の頭の中で理解して自分の文章で書いて公表することが出来る。
※レポートなど書く場合は参考文献を提示した方が良い。

例えば以下のような事実(そのもの)は著作物ではない
「日本には54基の原発が存在している。」
「野田総理はTPPへ参加表明している。」
「アーティストAさんは〇月〇日に〇〇でライブをする。」
「東京スカイツリーの高さは634mである。」
などの単独での事実そのものは著作物ではない。

例えば事実を主観的に表現したもの
「野田総理はTPPに参加表明しているが、それは○○という野田総理の思惑があると考えられるだろう。」というのはライターの主観的な考え(思想)が含まれているため「著作権」が発生すると考えれる。

もちろん事実を分かりやすくまとめたものも編集著作物になる可能性があるので注意が必要ですが「単独での情報(上記で掲げたような事実そのもの)」は著作物ではなく、それらの事実を主観的に表現したものが著作物になる。ということで間違いはないでしょうか?

極度の心配性なものですみません。
※回答は弁護士のみでお願いします。

グラフの引用ルールと出典の書き方

他人のグラフや資料を使いたいときは、引用として認められる範囲を守る必要があります。適法な引用には、出典の明示、引用部分が従となる主従関係、引用元を改変しないことといった要件があり、営利目的でも引用自体は可能とされています。ここでは、転載との違いや出典の書き方など、安心して引用するためのルールを具体例とともに見ていきます。

グラフ画像を引用しても著作権に問題ないかどうかしりたい

相談者
848117さんの相談
投稿日:

ブログを現在運営していまして、記事に10年債国債利回りのグラフを引用して使いたいのですがグラフなどは著作権にあたりますか?
以下のようなURLから画像を引用したいのですが大丈夫でしょうか?
http://www.bb.jbts.co.jp/marketdata/marketdata01.html
https://jp.investing.com/rates-bonds/japan-10-year-bond-yield

著作権法: 有料販売する出版物における適法な引用方法について

相談者
982412さんの相談
投稿日:

現在有料で販売する出版物を作成しています。
市場調査報告書という内容のため、データやWebサイトのキャプチャ画像などを引用する必要があるのですが、一般的に言われている著作権法第32条にあてはまる範囲ならば営利目的の出版物でも引用が適法となるか(引用許可を取らなくても)をお伺いしたいです。

引用するのはインターネットで公開されており、誰でもアクセスできる情報です。
データ(文字ベース)、記事(文字ベースの抜粋)グラフ、企業のホームページのキャプチャ画像、アプリのキャプチャ画像などが引用対象です。
引用目的は分析結果の論拠のひとつとして紹介する、事例紹介として提示するなどです。

最も気になっているのは有料出版物で引用可能なのかと、
データ、記事、画像など種類によって引用ルールが変わるのかということです。

全て許可を取るのが一番安全ですが市場分析報告書という内容がゆえに、引用が多く、すべての許可を取るのは現実的でないという状況です。
しかし、著作権を侵害することない正しい運用を適応したいと思っています。

著作権法に準拠した正しい引用範囲をご教示ください。

書籍のグラフや表の一部を自分のブログに掲載は可能か

相談者
871867さんの相談
投稿日:

自分が運営しているブログ内で、話の流れからエビデンスとなる情報の提示をしたく、手持ちの書籍からグラフや表の一部を紹介したいと考えています。

なお、ブログはアフィリエイト広告が貼ってあります。

これは著作権やその他何かの違法行為に該当するのでしょうか。

グラフの加工や翻訳は著作権侵害?

引用したグラフの色やデザインを変えたり、英語表記を日本語に訳したりしたくなる場面は少なくありません。しかし改変を伴う利用は、複製権や同一性保持権、翻案権や翻訳権の侵害となるおそれがあります。一方でグラフは表現の選択肢が限られるため、必要な改変で侵害を避けられる場合もあります。このセクションでは、どこまでの加工が許されるのかを整理します。

他社制作のグラフの再加工について

相談者
1386141さんの相談
投稿日:

【相談の背景】
クライアントから、他社のネットで公開されているIR資料に掲載されたグラフを加工し直して、自社の資料に載せて欲しいと指示がありました。

他社のグラフは、中小企業省の資料のデータから、他社がグラフ化したものになります。中小企業省のデータはグラフになっていません。

【質問1】
①他社の作成したグラフを再加工することは、著作権侵害になりますか?

【質問2】
②数字はそのままで配色や細かなデザインを変えるということは可能でしょうか?

【質問3】
③この場合、出典に記載すべき情報は他社のIR資料になりますか?それとも他社が参考にした中小企業省の資料になりますか?他社のグラフの出典には、中小企業省の資料名が載っています。

インターネット上に公開されている統計グラフの引用および改変について

相談者
1099541さんの相談
投稿日:

【相談の背景】
例えば、以下のような事例では、著作権的に問題はありますでしょうか?

複数の折れ線があるグラフで、
「ファーストフード」だけを注視して見せたいという意図のもと、

デザインツール等で、「ファーストフード」だけを抜粋した、
似たようなグラフを作成する。
それをwebコンテンツに掲載する。
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※ネットで調べたら、●●より引用 ■■を抜粋 のように、引用元の掲載の後ろに、どこをどのように抜粋もしくは改変したかを
記載しなさい。といった記事も見かけました。

【質問1】
よろしくお願い申し上げます。

英語のグラフの翻訳・デザイン変更は著作権違反になりますか?

相談者
787584さんの相談
投稿日:

Web用のコンテンツ作成をしており、記事作成にあたり、海外の論文からあるグラフを引用したいと考えています(記事本文は別途作成しており、あくまで主張を助ける目的の引用です)。

もとのグラフを改変なしにそのまま引用すると、その部分だけサイトのデザインから浮いてしまいます。
また、日本人向けの記事を載せる予定ですので、英語のままでは伝わりづらいと考えています。

今回先生方にお伺いしたいのは、下記2点です。

1. 英語のグラフを日本語に翻訳するのは、「引用」の範囲として認められるでしょうか?
2. グラフの体裁や形式自体は変えず、色やデザインだけを変更するのは「引用」のうちに入るでしょうか?

どうぞよろしくお願いいたします。

公的機関の資料や利用規約の注意点

官公庁や企業のサイトには、利用規約や無断転載禁止の表記が置かれていることがあります。行政資料は表現の幅が小さく著作権侵害になりにくいとされますが、規約に商用利用禁止などの定めがあれば、それに従わないと契約違反となるおそれがあります。ここでは、公的資料や利用規約を扱う際に気をつけたい点と、出典明記の考え方を確認します。

著作権法違反について

相談者
1426200さんの相談
投稿日:

【相談の背景】
著作権法についてご教授下さい。
公的機関から勤務先会社への委託事業で講話資料を作成する機会がございます。資料は地域住民に配布致します。
報酬は公的機関から勤務先へ支払われます。
講話資料に添付するイラストやグラフ(統計データなど)はこれまでネットより引用しておりました。イラストについてはフリーが記載されている物は使用可能と認識しております。その他の引用物はどこまでが法的に許されるのでしょうか?
例えば公的機関の◯◯省や日本医師(看護師)会、国立〇〇研究センターなどの画像・グラフなど全て著作権法違反になりますでしょうか?

【質問1】
著作権法違反にあたる資料引用についてご教授下さい

著作権についての質問です。

相談者
966818さんの相談
投稿日:

著作権についてな相談です。
公的な機関で、私的にえがいた絵を著作権については公的機関に譲渡し販売するとして、その利益は公的機関に反映されることは問題ありませんか? 外部の誰かにその作品をコピーされて販売されたら、どこに責任が問われますか? 

テキスト作成に参考資料を使ったさいの、著作権の問題について

相談者
479146さんの相談
投稿日:

 著作権についてご相談したく、掲載いたしました。

 現在国の管轄する所で講義を行っております。国や都道府県、ハローワークインターネットサービス、独立行政法人、公益財団法人といった所のHPを参考に、自分でテキストを作成しております。
お聞きしたいのは以下についてです。

(質問の内容)
・ハロワにおける「無断転載禁止」の資料について、丸写しはだめですが、それを参考に自分で作りかえる場合でも先方の許可が必要でしょうか。資料は統計などではなく、応募書類の作り方とかそういったもので、どの参考書でも書いてあるような内容です。また、その際、参考として、~の資料を使った旨、テキストに記載することが必要でしょうか。

・国など行政のHPを参考にした場合、特に許可は必要ないと認識していますが、問題ないでしょうか。その際、官庁HPを参考にした旨、テキストに記載することが必要でしょうか。それとも国や都道府県関係のHPであれば、わざわざ参考にした旨記載する必要はないのでしょうか。


ご教示いただけますよう、よろしくお願いいたします。

著作権の法律相談まとめ