タレントの中川翔子さんが3月5日、自身のYouTubeチャンネルで、ストーカー被害について告白する動画を投稿した。
2018年9月、中川さんをつきまとったとして、男性がストーカー規制法違反の疑いで逮捕された。中川さんによると、この事件以外にも、表に出ていない「ストーカー被害」が何度も発生しており、そのたびに引っ越しを余儀なくさせられたという。
「一人とかじゃなくて何人もなんですよ。わたしが大好きなお店だったり、サロンだったりに突撃して、『中川翔子を出せ』『中川翔子と約束している』『中川翔子と結婚している』と大声を出して暴れたり」(中川さん)
マンションのエレベーターで身体を掴まれたり、盗聴・盗撮もされたこともあったという。このときは、すぐに猫を飼える物件が見つからず、生きがいだった飼い猫「マミタス」と半年も離れ離れに暮らすことになってしまったそうだ。
中川さんは「もう、どうにかなりそうでした。本当に辛くて」「奪われた時間、精神的苦痛とかで言うと、一生取り戻せないんですよね。もっと一緒にいられたのに、マミタスと。その歪んだ行動が、どれほど人の人生を奪わせるか」と頭を抱えた。
そのうえ声を震わせながら、次のように訴えた。
「世の中の女性のみなさん、SNS時代なので、どこから、度を越えて勘違いみたいになっちゃう人が出てくるかわからないと思います。本当に悩んで、本当につらくて、こういう思いをたくさんの人にしてほしくないと思うので、くれぐれも気をつけてください。今までそういう体験がなかったとしても全然あるんですよ。
だから、わたしもすごくこわいです。これからもこわいです。もう引っ越したくない。みんながお互いを思いやって、安全に幸せに心から笑顔で暮らせたらいいのに。どうか平和な世界でありますように。これからもわたしは静かに暮らしたいです。そっとしておいてください」