いつも依頼者に寄り添い「少しでも気持ちを明るく、軽くしたい」
交通事故と企業法務に注力
ーー弁護士を目指したきっかけや、その理由についてお聞かせください。
正直に言うと、大学入学時は弁護士になるなんて考えてもいませんでしたし、実際に目指したことにも明確な理由があったわけではありません。
周囲にロースクールへの進学を考えている友人が多かったので、自分も目指してみようかと思ったのが最初のきっかけです。もともと、「一般企業への就職は向いていない」「人と違う生き方がしたい」という思いもありました。
ーーどんな学生生活を送ったのでしょうか。
大学時代は、アルバイトに明け暮れる日々でした。家庭教師の問い合わせがあった家庭に出向いて、契約を取ってくる営業です。大学4年生まで、週に5日、夕方から夜中まで働いていました。
大変そうに思えるかもしれませんが、売上の数値を仲間と競ったり、営業スキルを先輩から盗んだりと楽しい毎日でした。アルバイトで得た経験やスキルは弁護士になってからも役立っています。
ーー注力している分野と、その理由をお聞かせください。
交通事故と企業法務です。
交通事故に関しては、事務所の顧問先である大手損害保険会社からの依頼が多く、企業法務では、中小企業の経営に関する依頼が増えています。
相談内容としては、経営権をめぐる内部紛争が多いです。安定した企業経営の基盤をどのように作っていくか弁護士として尽力しています。
ーー仕事をするうえで心がけていることはなんでしょうか。
依頼者からの連絡には迅速に応えるようにしています。事務所の電話番号だけでは、依頼者に即時対応できないことも多いので、携帯電話番号もあわせて伝えるようにしています。たとえ夜中にかかってきてもできる限り出るようにしています。どうしても電話に出られなかったときは折り返します。
また、依頼者と話すときは、雑談も織り交ぜるように意識しています。依頼内容についてばかり話していると、依頼者の気持ちも滅入ってしまいます。
ですから、天気の話やその日のニュースの話など、全く関係ないこともあえて話題に出すようにしています。できるだけ、依頼者の気持ちを明るく、軽くしてあげたいと常日頃思っています。
「法律相談だけでトラブルが解決することもある、気軽に相談を」
ーー弁護士として活動してきたなかで、印象に残っているエピソードがあれば教えてください。
不倫が原因の離婚事件で印象に残るエピソードがあります。私は不倫されている妻側の代理人として、夫の浮気の証拠を集めていました。
あるとき、夫が浮気相手とホテルに入ったという情報を手に入れたのですが、夫からは「一人で利用していただけだ」と反論されました。領収証にも、たしかに利用人数は一人と記載されていました。
しかし、領収証に記載されていた料金は1人分としては不自然に高い料金でした。そのことを不審に思った私は、ビジネスホテルに問い合わせて「経費で落としたいという要望があれば、複数人で宿泊されても、ご利用人数を1人、但し書きを出張費と書くことがある」という情報を手に入れ、夫が浮気相手とホテルを利用していたことを突き止めました。
最終的には、夫の不倫を認めさせることができ、依頼者の納得がいく解決を図ることができました。
一見完璧に見える証拠でも、よく観察すると隠された真実が見えてくることがあります。そのことを実感できた事件でした。
ーー休日はどのように過ごしていますか。
子どもが2人いるので、休みの日はほぼ子育てに費やしています。公園に連れていったりして一緒に遊んでいます。
ーー今後の弁護士としての展望をお聞かせください。
事務所に所属している弁護士ひとりひとりの個性を強めて、しっかりした法人にしていきたいと思います。
ーー法律トラブルを抱えて悩んでいる人にメッセージをお願いします。
法律相談だけで解決するトラブルも少なくありません。まずは「弁護士に相談して話を聞いてもらう」ことに尽きると思います。法律相談の費用が気になる場合は、無料法律相談もあります。ひとりで悩んでストレスを溜めるより、まずは気軽に相談に来てほしいと思います。