遺産相続の解決事例
- 遺産分割
再婚家庭の相続トラブルを円満に解決
この事例の依頼主
女性
相談前の状況 ご相談者様は、先日亡くなったご主人の後妻(再婚相手)です。ご主人には前妻との間に娘がおり、遺言がなかったためにご相談者様と娘さんが相続人となりました。ご相談者様は、亡きご主人と長年暮らした自宅に今後も住み続けたいと考えていましたが、前妻の娘さんからは自宅を売却して遺産を分けるよう要求され、不安な日々を過ごしていました。初めての相続で何から手をつけて良いか分からず、感情的なしこりもあって当事者同士では話し合いが進まない状況でした。
解決への流れ 当職が間に入り、娘さん側の代理人弁護士とも連絡を取りながら話し合いを進めました。法律上、ご相談者様(配偶者)と娘さん(子)はそれぞれ相続財産の二分の一ずつを取得する権利があります。本件では、ご相談者が自宅不動産の所有権を得て住み続けられるよう、自宅の評価額相当分の二分の一を娘さんに他の資産から渡す調整を行いました。最終的に、お互い納得のいく形で遺産分割協議書を取り交わし、家庭裁判所の調停を経ずに協議で円満解決できました。
川村 圭輔 弁護士からのコメント
再婚家庭の相続では、利害だけでなく感情のもつれも生じがちです。本件では、後妻であるご相談者の生活の安定と、前妻のお子様の正当な相続分確保の両立を目指して解決策を模索しました。双方にそれぞれ代理人が付き冷静に協議を行えたことで、当初は対立が深かった案件も無事に合意に至りました。ご相談者がこれからも安心してお住まいに暮らし続けられる結果となり、専門家としてほっとしております。
川村 圭輔
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