離婚・男女問題の解決事例
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有責配偶者を考慮されずに婚姻費用を合意しました

この事例の依頼主 年齢・性別 非公開

相談前の状況 相手方からの暴言、所有物の破損などの被害を受け続けたことに耐えかね、離婚を前提とした別居を開始した方からご相談を受けました。

解決への流れ 当初は離婚を前提とした交渉を開始しましたが、一旦翻意し別居を継続していたところ、相手方から婚姻費用請求の調停申立てを受けましたので、対応しました。
相手方は当方が有責配偶者であること、別居後婚姻費用を支払っていないことなど多岐にわたる主張がありましたが、主観的な認識にとどまることを前提とした主張が多く、冷静に客観的な事実に基づいて逐一反論したうえ、合理的な婚姻費用の提示をしました。
婚姻費用の請求にしては調停の回数を重ねることとなりましたが当方は辛抱して冷静な主張、婚姻費用の提示に努めました。
その結果、相手方が拠り所とする主張をほぼ排斥し、ある程度納得できる婚姻費用額で調停が成立しました。


鈴木 聡 弁護士 鈴木 聡 弁護士からのコメント 当方が交渉を開始した後、相手方は代理人(弁護士)に依頼して調停においては実質的に代理人間でのやりとりとなりました。もっとも、相手方の主張は終始多岐にわたっていましたので、当方は、ご依頼者の意向・方針を丁寧に確認し、可能な主張、難しい主張を切り分け、濃淡を付けた冷静な主張をして調停委員を説得していくことにしました。
その結果、当方の主張のほとんどを調停委員に理解してもらうことができ、調停委員から相手方を説得する、という良い流れを、調停開始から維持することができ、ご依頼者もある程度納得できる内容で合意することができました。
調停にご本人のみ出席する場合や論点が多数設定された場合にどうしても議論が散漫になってしまいがちです。
しかし、弁護士が交通整理をすることで当方に可能な限り有利な結果をもたらすことも可能です。
常にゴールを意識してその逆算をしながら、その主張をすべきかどうか、通りやすい主張、難しい主張の切り分けなど、メリハリのある主張として読み手(主として裁判所や調停委員)に伝えることが、夫婦関係調整調停の場面でも有効活用することができます。
これから交渉する方、交渉中で何から手を付けて良いか分からなくなっている方は、弁護士をご利用いただくことで、解決に向けた有意義な交渉を進めていただくとよいかと考えます。

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