交通事故の解決事例
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後遺障害1級の事例で賠償額が4倍に

20代
この事例の依頼主 20代

相談前の状況 トラックの荷台に乗って事故を起こし、頸髄損傷で四肢麻痺の寝たきりに。示談の段階で、保険会社から、違法な乗車方法であったとして過失割合は50:50、示談金は5千数百万円の提案があった。運転していた加害者から誠実な謝罪もなく、一生涯介護が必要となる見込みで、家族を含めた将来の費用負担が心配である。

解決への流れ まず、自賠責保険に被害者請求をして、介護を要する1級障害の保険金4000万円を受け取った。これによって当面の生活費と裁判を進めるための費用を準備できた。その後、提訴。裁判では、①将来の治療費と介護費、②家屋改造費、③失われた労働能力の損害(逸失利益)、④後遺障害の慰謝料、⑤過失割合(せいぜい2割5分)、⑥家族固有の慰謝料を主張して争ったところ、1億6500万円の支払で和解が成立。自賠責の4000万円を含めると、示談の段階の提示額の実に約4倍の賠償金を得た。

好川 久治 弁護士 好川 久治 弁護士からのコメント 示談の段階で保険会社から提示される金額は、あくまでも一つの見解に立って算定されたものです。初めての経験ですと、内容自体がわからない場合がほとんどだと思います。わからないことが多いので、保険会社から、こういうものです、これが限界です、と説明されると、なんとなく、そんなものか、と思って示談書に署名捺印をしてしまいがちです。しかし、一生にかかわる問題なら猶更、簡単に納得してしまうと先々後悔してしまうことになります。いろいろな情報に触れて、また、信頼できる弁護士の説明とアドバイスを受けて、十分に納得してから示談するべきでしょう。弁護士に相談すれば、事件の本質と保険会社の提案内容の客観的な検証、それに事件解決までの見通し、争うことのリスク、メリット・デメリットまでアドバイスを受けられます。上記事案のように、賠償額が4倍になったことは、それはそれで重要なことですが、十分な説明と検証を経て、納得のうえで示談に至ったことこそが重要です。

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