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【約30年前の借金を時効援用】250万円台の古い請求について、時効援用により支払い不要と整理できた事案
相談前の状況
ご相談者様は、保証会社系の債権者から、古い借金について250万円台の請求を受けてご相談されました。
対象となる借金は、借入れから20年以上が経過している非常に古い債権でした。ご相談者様としては、金額が大きかったこともあり、「今でも支払わなければならないのか」「放置してよいのか」「相手に連絡してしまってよいのか」と不安を感じている状況でした。
長期間が経過した借金であっても、過去に裁判を起こされていたり、途中で返済や支払いの約束をしていたりすると、時効援用ができない場合があります。
そのため、本件では、相手方に支払いの返答をする前に、弁護士から時効援用通知を送付し、その後、相手方の処理状況を確認する方針としました。
解決への流れ
ご依頼後、当事務所から相手方に対して時効援用通知を発送しました。
その後、相手方に処理状況を確認したところ、時効処理済みであるとの回答が得られました。通知の発送から処理状況の確認までは、おおむね2週間程度の流れでした。
これにより、250万円台の古い請求について、ご相談者様が今後返済対応をする必要はないものとして整理することができました。
請求額が大きい場合でも、借入れや最終返済から長期間が経過しているときは、時効援用によって債務が消滅する可能性があります。もっとも、裁判や債務承認の有無によって結論は変わるため、請求が届いた段階で早めに確認することが重要です。
守田 佑介 弁護士からのコメント
古い借金について、突然大きな金額の請求が届くと、多くの方が強い不安を感じます。
しかし、借入れや最終返済から長期間が経過している場合には、消滅時効が完成しており、時効援用によって支払い義務を消滅させられる可能性があります。
本件では、請求額が250万円台と大きい事案でしたが、時効援用通知を送付し、相手方に処理状況を確認したことで、支払い不要と整理することができました。
注意が必要なのは、請求が届いたからといって、すぐに相手方へ電話をしたり、分割払いの相談をしたりしないことです。返済の約束や一部支払いをしてしまうと、時効援用が難しくなる場合があります。
「昔の借金について高額な請求が届いた」「いつの借金か分からない請求書が来た」という場合は、支払いの返答をする前に、時効援用ができるかどうかを確認することをおすすめします。
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