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【複数社の時効援用】4社からの古い借金の請求について、時効援用により支払い不要と確認できた事案

この事例の依頼主 年齢・性別 非公開

相談前の状況 ご相談者様は、カード会社、信販会社、債権回収会社など、複数の会社から古い借金について請求を受けている状況でした。

借入れをした記憶はあるものの、長期間返済していない債務もあり、請求元が当初の会社から債権回収会社に変わっているものもありました。そのため、「今も支払わなければならないのか」「知らない会社名から請求が来ているが、連絡してよいのか分からない」という不安を抱えてご相談に来られました。

古い借金であっても、過去に裁判を起こされていたり、途中で一部返済をしたり、支払いの約束をしていたりすると、時効援用が認められない場合があります。

そこで、本件では、各債権者について時効援用が可能かを確認し、債権者に不用意な返答をする前に、弁護士から時効援用通知を送付する方針としました。

解決への流れ ご依頼後、当事務所から、対象となる4社に対して時効援用通知を発送しました。

通知発送後は、各債権者に対して処理状況を確認し、時効援用による処理がされているかを1社ずつ確認しました。

その結果、対象となった4社すべてについて、時効援用による処理がされたことを確認できました。これにより、ご相談者様は、対象となった古い借金について、今後支払い対応を続ける必要はないものとして整理することができました。

複数の会社から請求が来ている場合でも、それぞれの債権について時効援用の可否を確認し、適切に通知を行うことで、まとめて解決できることがあります。

守田 佑介 弁護士 守田 佑介 弁護士からのコメント 古い借金の請求が届いた場合、まず注意すべきことは、債権者に対して不用意に「支払います」「少し待ってください」などと返答しないことです。

借金は、最終返済から長期間が経過している場合、時効援用によって支払い義務を消滅させられる可能性があります。一方で、支払いの約束や一部返済をしてしまうと、時効援用が難しくなることがあります。

本件では、複数社から請求が来ていましたが、各社に対して時効援用通知を送付し、その後の処理状況を確認することで、4社すべてについて支払い不要と整理することができました。

債権回収会社など、聞き慣れない会社名から請求が来ると不安になる方も多いと思います。しかし、古い借金については、支払いの返答をする前に、時効の可能性を確認することが大切です。

「昔の借金の督促が届いた」「何年も返済していない借金について請求が来た」という場合は、まずは時効援用ができるかを確認することをおすすめします。

守田 佑介 弁護士
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