
浮田 麻里
オリーヴ法律事務所
滋賀県 大津市大萱1-17-20 松田ビル4階インタビュー
浮田 麻里 弁護士 インタビュー

弁護士を目指したきっかけ
私は大学時代、文学部に所属していました。卒業後はメーカーに就職しましたが、結婚を機に退職しました。その後、昔から憧れていた小説家になりたいと思い、いくつかの新人文学賞に応募しましたが、残念ながら入選することすらありませんでした。
しかし、小説を書くために自分で取材したりノンフィクションを読んだりしているうちに、社会的なことに興味を持つようになりました。日々の出来事を伝える新聞記事を読むと、社会の中で法律はいろんな場面で絡むことが多いと思い、弁護士を目指しました。
今までの経験
弁護士になって最初、大阪の事務所に勤務しました。その事務所では交通事故や損害賠償請求事件、家事事件や刑事事件など、様々な種類の事件を経験しました。その後、滋賀弁護士会に移って勤務した事務所では、離婚などの家事事件を特に多く扱いました。
独立してからは、家事事件から会社の相談まで、主に近隣の方からのご相談があります。また、そうした通常の仕事のほか、ホームレスの方支援の関係での生活保護代理申請や、C型・B型肝炎訴訟などに携わってきました。
仕事をする上で意識していること
依頼者の方と接する中で、よく話を聞くことと、どんな相談でも基本的に断らないことを意識しています。
よく話を聞くことが真の問題点の発見、効率的な解決につながると思います。
また、自分が慣れている仕事だけするのでは、せっかく相談に来てくれた人の役に立ちませんし、自分の進歩にもならないからです。
関心のある分野
中小企業の支援ということに関心があります。これまで個人の事件を比較的多く扱ってきましたが、個人の生活を支えているのは会社を始めとする「仕事」です。経済不況が続いている今、コンプライアンスなどの面で中小企業を支援していくことにはとてもやりがいがあると思います。
今後の弁護士業界の動向
私が弁護士として就職する時も厳しい状況でしたが、このままのペースで合格者が増え続けると競争は一層激しくなり、就職先が無いなど弁護士になってからも大変な状況が続くと思います。どこかで歯止めをかけることも必要になるのではないかと思います。
ただ、弁護士に対する社会的な需要はあると思います。相談したい人はたくさんいると思いますが、法律事務所の敷居が高いということで、なかなか相談できずにいるケースがあると思います。もっと気軽に相談ができる環境が整えば、今以上に弁護士が活躍できるチャンスが広がるのではないかと思います。
法律問題などで困っている方へのメッセージ
ほとんどのトラブルには法律が関係しています。また、相談するだけでトラブルが解決してしまうことも少なくありません。なにか困ったことがありましたら、お気軽に弁護士に相談していただければと思います。
自己紹介
- 所属弁護士会
- 滋賀弁護士会
- 弁護士登録年
- 2005年
所属事務所情報
-
地図を印刷する
- 所属事務所
- オリーヴ法律事務所
- 所在地
- 〒520-2144
滋賀県 大津市大萱1-17-20 松田ビル4階 - 最寄り駅
- 瀬田駅