お客様と喜怒哀楽を共にする、とことん市民側に立つ弁護士でありたい
実家は街のおもちゃ屋さん。子供の頃はのんびりした三男坊でした
男三人兄弟の末っ子で生まれました。実家は小さなおもちゃ屋さんでした。
子供の頃は、とにかく家でも学校でもろくに勉強もせず、いたずらばっかりしていたようです。
三男坊でのんびりしていたせいか(?)、特に将来何になりたいとか、ましてや弁護士になりたいといった夢を持ったことも本当にありませんでした。
出身大学も法学部ではありませんでしたので、実は、自分が弁護士になるとは、大学を出て就職した時ですら夢にも思っていませんでした。
大学卒業後は生命保険会社に就職。気がつけば「部内で金融法務にいちばん詳しい社員」と言われるまでに
大学を出て、生命保険会社に就職しました。
最初の数年は、セールスレディの人と一緒に営業に回ったり、新人セールスの教育をしたりと、営業畑を経験しました。
その後、融資関連部門に配属されて、退職するまでその部署で働きました。
融資関連部門は金融法務の知識が必須の職場でした。
法律の勉強をするようになったのは、ここでの仕事がきっかけです。
生来、やる時はとことんやる性格で、社内の顧問弁護士に日々教えを乞いながら仕事をし、金融法務関連の試験を積極的に受けるなどしていくうちに、気がつけば「部内で一番金融法務に詳しい社員」とまで言われるぐらいになりました。
こうして、当初は弁護士を目指すなどまったく想像すらしていませんでしたが、次第に、自分も資格をとって仕事ができないかと意識するようになりました。
そして間も無くバブル崩壊、それに伴う会社の経営状態の悪化など、環境的な変化も加わって、一念発起して司法試験に挑戦することにしたのです。
会社員時代の経験が、弁護士の仕事に活きている
一般企業で9年働き、会社員経験を経て弁護士になったことは、弁護士としてもプラスに働いていると思います。 会社員時代の経験が、自分が思っていた以上に弁護士の仕事にも活きているような気がするからです。
たとえば、会社では、いわゆる「ほうれんそう(報告・連絡・相談)」を徹底的に叩きこまれたので、ご依頼者に対しても、こまめにきっちりと連絡をとっています。
当たり前の事かもしれませんが、数ヶ月、時には数年かかるご依頼案件を処理していく上で、お客様との信頼関係を維持するのにはとても大切なことです。
また、弁護士の仕事は、自分の裁量に任されて行うものが多いですから、ついつい物事を先延ばしにしかねません。
しかし、私は、業務を滞留させたりすることはないよう、自らに厳しくしています。
会社員時代にも「『いつでもいいからやっといて』と言われた仕事を最初にやれ」と教わりました。
「いつでもいい」仕事など本当はなくて、言葉通り真に受けて後回しにしていると、しばしばトラブルになるという教訓があるからでしょう。
このことは、弁護士の仕事でも同様にあてはまることだと言えます。
一回の法律相談で、できる限り知っておいていただいた方が良いことを、全てお伝えするようにしています

弁護士になって8年間は、いくつかの事務所でイソ弁として、債務整理や離婚・男女問題、相続、交通事故など一般民事事件、家事事件を一通り経験し、加えてネットによる詐欺被害や、不動産トラブルに強い事務所でも経験を積むことができました。
そして、ここ埼玉浦和で独立してからは、お客様にもっと直接的に向き合って、自分らしい仕事ができるようになってきました。
法律相談では、せっかく事務所まで足を運んで下さったお客様に、できる限り知っておいていただいた方が良いことを、全てお伝えするように心がけています。
お客様の時間が許せばですが、私の法律相談は、1時間以内で終わる方が珍しいぐらいです。
本当に聞くべきことを聞いて、話すべきことを話そうと思ったら、1時間では終わらないことが多いですし、ましてや30分では短すぎるのではないでしょうか。
ですので、お客様には、時間を気にすることなくご相談いただければと思います。
思わぬお客様の気持ちに触れることが、前に進む原動力
どんな仕事でもそうかもしれませんが、やはりお客様のお役に立つことができて、お客様から感謝のお言葉をいただくと、やりがいになります。
時々、ご依頼案件が終わってお手紙をいただいたり、単なる「ありがとう」を超えて「今の自分があるのは先生のおかげです」とまで言って下さる方がいると、面映ゆいですが、やはり感激します。
日々、感謝されたくて仕事をしているわけではありませんが、こういった思いがけないお客様の気持ちに触れることが、弁護士として前に進む原動力になっていると思います。
助けないといけない人は助けたい。お客様と喜怒哀楽を共にし、とことん市民側に立つ弁護士でありたい
私の場合、家族に法曹関係者がいるという環境ではありませんでしたし、子供時代も、大学生の時も、弁護士になろうと思っていた訳ではありませんでした。
しかし、こうして弁護士として働くようになって、この仕事は自分に合っていたと思っています。
理不尽なことは許せないし、助けないといけない人は助けたい、そう思うのです。
私は、普段しゃべっている感じからは、穏やかで、静かなタイプの弁護士だと見られがちですが、案外、喜怒哀楽がはっきりしている人間です。
お客様のご相談を聞いていて、思わず感情移入してしまうこともあります。もちろん、弁護士としての冷静さは失わない程度にですが。
もっとも、弁護士だからと淡々と法律的な話だけすることも私にはできません。
お客様の苦しみや戸惑い、悲しみや怒りに共感し、お客様の気持ちを理解しながら、どうすれば、せっかく私のところにご相談にきていただいた方に最善の解決策を提供できるかを考えます。
とことん市民側に立つ弁護士として、これからの弁護士人生も歩んでいきたいと思っています。
