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民事再生を利用し、経営再建できた小売業者のケース

この事例の依頼主 年齢・性別 非公開

相談前の状況 仕入れの読みを間違えて在庫を抱えてしまい、資金繰りが厳しくなっていました。
高い価値の商品を「魅力をアピールすれば売れるだろう」と考えたものの、実際にはうまくいっていませんでした。

解決への流れ まずは、短期的な資金繰りを得るために、民事再生をしました。
清算価値は殆どなかったため、債務を10%程度に圧縮することができ、さらに10年での返済にすることができたので、毎月の返済負担は大幅に軽減されました。

次に、今後の売上を整えることを考えました。
この業者さんは、関西に複数店舗を持っていたのですが、利益が出ていたのは1店舗だけでいた。
他の店舗は赤字が続いている状況でしたので、その1店舗以外はすべて閉店することにしました。

また、その店舗は初店舗であったこともあり、馴染みのお客さんがついていたので、流行りに惑わされず、馴染みのお客さんが好む商品に絞って仕入れるよう提案しました。

民事再生で返済を軽減できたこと、1店舗に絞り、仕入れ内容も精査したことから、売上は安定し、なんとか立ち直すことができました。

西山 宏昭 弁護士 西山 宏昭 弁護士からのコメント 社長ご自身が仕入れをどうするべきか理解ができていなかったので、手続き中は毎朝事務所に来てもらって仕入れの内容を説明してもらっていました。
私からいちいちダメ出しをしたわけではなく、社長ご自身が仕入れの内容を理解し、納得できるようになってもらうためにやってもらいました。

企業の再建は破産や民事再生など法的手続きだけでは叶いません。
それぞれの企業の状況をしっかりと見て、状況に応じた解決策を講じることが必要です。

西山 宏昭 弁護士
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